天中殺について

皆さん、こんにちは、まことぅ~です。
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皆さんは「天中殺」というとどんなイメージをお持ちですか?
細木数子さんの六星占術では「大殺界」といわれますね。
怖いとか嫌だとか、何もしてはいけない時などというネガティブで
悪いイメージばかりが先行しているように思います。
もし、少しでも気にするのであれば、正しい天中殺の知識は必要だと思います。
講座では天中殺の意味や最適なすごし方。天中殺をつかった相性など、天中殺の
お話は欠かせないものです。
そこで
今回はそもそも天中殺ってなに?どういうことなの?という考え方についてのお話です。
算命学でいう「天中殺」とは運勢の休息期間なのです。
人間の体の細胞や組織は絶え間なく、新陳代謝を繰り返し、人体を維持しています。
古い細胞や組織を消滅させ、新しい細胞に生まれ変わるという新陳代謝の役目を
人の「気」の世界で行っているのが天中殺なのです。
休息は活動にとって必要であり欠かすことが出来ません。
私たちも通常昼間は活動しますが、夜は休息のために寝ます。
睡眠がなければ、人は病気になってしまいますね。
天中殺は休息期間ですから、活発に活動するのに適してはいませんから、
確かにバイオリズム的にいえば、低迷期です。
けれどもそういう時にはそういう時の過ごし方があり、「最適な過ごし方」をすることで
次の12年間を快適に過ごすための「リセットチャンス!!」の期間なのです。
もしも天中殺の時に病気や怪我をしたとしたら、
ピンチはチャンス!!
「今までの生き方、人生の処し方」を見直す絶好のチャンス!!なわけです。
何か問題があるとしたら、それを教えてもらえる、そこで見直して、やり直せる、
そんなチャンスを宇宙は12年に2年、誰にでも平等に与えてくださっているのです。
天中殺だって、すごし方ひとつでよりよい人生をすごすための契機になるんですよね!!
天中殺で起きたことに良し悪しはないのです。
それをどう捉えるかで変わるのです。
算命学は、占星術としての側面を持ちますが、「学」を表明しているのは、
単に運不運を見るだけではなく、自分の生き方について考えることを必要とする、
人間学だからなのです。
最近そのことを実感します。
自分自身の生き方を見つめなおすと同時に、
これからどうやればより生きやすく、自分らしい人生を送ることができるか、
その「指針」を立てるために役立てていただければいいなと、願っています。
天の気と地の気の間に人の気があります。
大地からみて天の星が見えない瞬間ですから、そこにあるのは「宇宙のブラックホール」。
ある意味「ブラックボックス」ですから、この期間だけは「
天の気が読めない」、つまり「何が起こるかわからない」状態を示しています。
天中殺は空間の枠がなくなるので、大成功もあれば、大失敗もありえます。
そして天中殺期間に成功しだせば、とどまるところがなくなる場合があります。
ホリエモンも小室哲哉氏も天中殺での大成功でしたね。
しかし、天中殺は「運勢の休息期間=夢の中にいるようなもの」であり、
あくまで「一時のバブル」に過ぎません。
バブルがはじければその「バブル」が大きかった分だけ、どん底に落とされるのです。
そして彼らは結局犯罪までおかすことになってしまいました。
ボクシングの亀田兄弟も天中殺中の大ブレイクのよい例でした。兄弟ともに戌亥天中殺。
2006年マスコミに取り上げられたかと思うといきなり有名になり、
日本中が亀田兄弟の話題で持ちきりでしたね。
でも真の実力がともなっているわけではないので、
実力以上に大きく持ち上げられましたが、やはりバブルがはじければ、元通りになります。
でも彼らにとって幸運だったのは、
天中殺で大ブレイクをしたのですがだめになったのも天中殺中。
しかも2007年は守護神がまわっていたことです。
今までの生き方や言動を反省してこれまでやってきたことを地道に続ける。
ということをすれば、
ピンチはチャンス!!に変わるのです。
一昨日弟の大毅選手が世界タイトルに挑戦している姿をテレビでみましたが、
別人のようでした。
結果は判定負けでしたが、専門家の方達の評価も高く、その真摯な姿は好感をもたれたのではないでしょうか?
プロになったのが、天中殺。ということはボクシングを続けている間は作用しますが・・
これはまた別のお話なのです。
こうして後天的にまわってくる天中殺もあれば、
生まれたときから宿命に天中殺をもっている人たちもいます。
これはまた別の見方をします。
天中殺もとても奥が深いのです。
天中殺法にさらに高次元天中殺法を加えて鑑定をします。
ブログにも書きましたが、新総理の鳩山さんご夫妻はともに子丑天中殺です。
お二人ともに今年天中殺であり、同一天中殺同士ですから、
大まかなバイオリズムが一致しており、
「同じ船に乗り合わせた人同士」ということになります。
行動パターンが似ていたり、同じ目的を目指すと頼りになる人でもあります。
良いときは倍のスピードでかけあがりますが、悪くなれば倍のスピードで一緒に落ちます。
民主党政権に少なからず影響がでますね。
私たちが選挙で民主党を選んだのですから今後の舵取りをしっかりみていきたいな~と思います。

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