正常性と異常性

算命学の奥義理論の一つに『異常性法』なるものがあります。

あなたの 宿命が異常性があるか、それとも正常性か・・
異常であるなら、どの程度異常なのか。

ここで大切なことは、どんなことでもそうなのですが、
異常と正常には、もちろん!!良し悪しはありません。

異常というとネガティブに捉える人もいますが、

異常性があるから正常性が成り立ちます。

夜があるから昼が成り立つのと同じですね。
夜があってこその昼であり、その逆もまたしかり。

陰と陽は二つでひとつ。どちらがなくても成り立ちません。

そして、異常性の人には世の中に改革をもたらす、 という
と~っても大切な役目があります。

世の中がすべて正常性の人ばかりだったら、
世の中の進歩・発展はありません。

みんなイエスマンばかりだとその会社は発展しませんね。
もの申す人も必要なんです。

皆同じなら改革する必要はないですものね。

生物の進化の原動力は突然変異。

今までとは違ったDNAをもった新しい生物が生まれてきて
進化があるのですが、

新しい生物は圧倒的に少数ゆえに大変な苦労が伴います。

人類の進化においても、
最初のホモ・サピエンスはものすごい苦労をして、
生き延びたのだと考えることもできるでしょう。

同じように通常、
異常性の人には正常性の人より 苦労や困難が伴います。

最初に皆(多数)と違うことをやった人は
からかわれる
理解されない
疑われる
馬鹿にされる
受け入れられない   といったことを経験します。
これを苦労とよんでいるのです。

ず~~~っと昔、傘なんて世の中になかったころ、
初めて傘をさした人はきっと、

馬鹿にされたり、笑われたり、
批判されたりもしたのではないでしょうか?

でも今は雨が降っているのに傘をささないでずぶねれで歩くほうが、圧倒的に少数で、 異常なことなのだと思うのです。

異常性には
環境異常、
宿命異常、
遺伝異常、
交換異常などと、専門的には分類され、

私の個人セッションでちら~っと
「あなた、異常干支ありますよ~」
なんていわれた人も いらっしゃるでしょうが、
それもごくごく一部の異常性の見方ではあります。

でも、これだけでは異常性の宿命とは決め付けられません。

遺伝異常
先祖、主として両親が異常性を消化しなかったために、
子供に異常性を伝えるものです。

逆もありますが、
現代の日本にはこの型が増えているように思います。

つまり、戦国時代や戦争のあった時代から
とても平和な時代になり、
異常性の宿命を持つけれどもそれを消化できてない人達が増え、 それが子供に遺伝しているパターンです。

異常性を消化する方法があるわけです。

異常性を受け継いだ子供はたとえ正常性の宿命であっても、
異常性の生き方をさせられるようになります。

また配偶者や友人、兄弟の間において、
自分の異常性をあげたり
また後で返してもらったりできる交換異常もあります。

たとえば、正常性の夫と異常性の妻の場合、
夫が正常性の宿命なのに異常性を出すと、異常性の妻は正常性の生き方になります。

どちらが先でもかまいません。その逆もあります。

が、これは一方通行の遺伝異常と違い、
もし、妻が本来の異常性を消化するようになると、
夫は正常に戻るという相互通行なのです。

友人同士にも交換異常はおきます。

しかし、

親や先祖からもらう遺伝的なものは
親がその宿命に戻ったからといって、
子供は自動的には戻りません。

私達は誰でも少しは異常性を備えています。

どんなにバランスの良い人でも、多少は異常性を持っています。
どんなに常識がある人でも必ず非常識な面を持っているようなものです。

それがなかったら、人間じゃなくて神様ですもの。

つまり人間は不完全なものだと算命学では考えています。

そう、私たち人間は完璧な人なんていないし、
完璧になんてならなくてもいいんですよ。

完全な宿命の人はいないし、
もしそういう人がいたら、
誰の力も借りずに生きていけるはずです。

どんな人も必ず偏った部分や欠けている部分があります。
だからこそ人は一人では生きていけない生き物で
誰かを支えたり、支えてもらって生きていくんです。

私が算命学の理論が好きなわけはここにあります。

人は自分の宿命を知り、
その宿命を発揮することだけすればいい!!

つまり

その人らしく生きることで誰かの足りない部分を補うことに役立っているのです!!!

そして

あなたの周りの人がその人らしく、
宿命を発揮してくれることで、
 あなたの足りない部分を補ってくれているのです!!!

どうですか?

ありがたいですよね?
感謝ですね~~~ ^^

どんな人も、誰でも!!!
その人らしく生きること(宿命を生かすこと)で
世の中にも自然界にも役立っているという 考えですから、

くどいですが、何度でも言いたい!(笑)

あなたが、自分らしく生きるだけで、
何かの、誰かの足りない部分を補っていることに
役に立っている!と考えることができるなら、
偏ってたっていいじゃない?
足りない部分があってもOK!!でしょ?
あなたが、自然にできること、十分に持っている部分・・
それを生かして生きましょう!!

人を羨んだり、ないものねだりをするのではなく、
自分が持っているものを十分に生かすことが大切なんだって、
それこそが自分が生きている意味があるんだって
いうことだもんね。

異常性の人も正常性の人もそのことを消化しましょうよ。

異常性の宿命の人達には、
カリスマと呼ばれるような成功者や革命家、英雄、も
たくさん生まれていますが、
その反面、テロリストや犯罪者になってしまう人もいます。

強い異常性の宿命人達には

ヘレンケラー、
カストロ、
ゲバラ(敬称略)、
ビックカメラ創業者の新井氏、
H・I・S創業者の沢田氏、
ドクター中松、
堀江謙一氏、
田中角栄氏、、、などなど

また

ビン・ラディン、
麻原彰晃、
永田洋子、
宮崎勤などなど。といった犯罪者も。

土井たか子さん、福島瑞穂さんなどもそうです。

つい最近お亡くなりになった、
クレヨンしんちゃんの作者、臼井儀人さんや
一夜にして大スターになったオペラ歌手のポール・ボッツさんなんかもそうです。

活かした人達、活かし方を間違った人達・・・
わかりますよね?

知って活かすことは大事ですね。

ほんと、それだけだと思います。

自分のこと、知って、役立ててくださいね~~

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