ザ・結婚(男女の大いなる違いⅠ)干合論その②

さて、結婚(干合論)第2回です。

前回は、
干合とは万物の誕生と消滅に関係し、生(誕生)と消滅(死)は常に一体で、人類の歴史はその新陳代謝を繰り返して進化してきたとお話しました。

結婚の原理について自然界の姿をもとに算命学では
どのような捉え方をしているのでしょうか?

≪干合の原理≫

①干合とは天の気(陽の気)と地の気(陰の気)の合体である。天気と地気の合体によって生命が生まれた。

つまり、結婚は男(陽の気)と女(陰の気)の合体ということになり、男女の合体によって生命が誕生するわけです。どちらかだけでは生命は誕生しませんね。
陽も陰も両方があるからこそ、自然界は栄えます。どちらも大切です。そこに良し悪しはありません。上下関係もありません。陽と陰は一体ですね。

②自然界の陽気と陰気の合体(組み合わせ)は陽が陰を剋す組み合わせである。

 

天気(陽)と地気(陰)はもともと異なるものです。
相反する質を持っていますから、
結婚とは男(陽)と女(陰)という相反するものの組み合わせであり、陽が陰を剋す、つまり、男が女を剋す組み合わせだということになります

原理にのっとって考えるとこういうことになりますね^^

干合とは
陽が陰を剋します。やっつける=奪うのです。
助け合うとか、面倒を見るなんてことではありません(苦笑)
陽=男が、陰=女を剋す、やっつける、奪う形なのです。

自然界では、
水と火の相剋は水が火の力を奪うから火が消えてしまい、
金と木の相剋では金(おのなど)が木(樹木)を切り倒すことで
樹の力を奪っている状態です。

奪うということは自分のものにする、ということでもあります。
自然界の動物たちの交合の様子、見たことがありますか?

雄が雌の気を引き(強さだったり、美しさだったりで)、また雄は雌をどこまでも追いかけ、奪って、自分のものにしますよね?

人間界でも同じなんです。

男にとって、結婚するということは妻(女性)を自分のものにすることであり、女にとって結婚するとは夫(男性)のものになる、ということでもあります。
(え~~!!っていう声が聞こえてきそうですが・・・)

だから妻のことを、「家内」と呼び、
〇〇夫人って、夫の人と書きます。
「嫁」という字は家の中にいる女と書きますね。
夫のことを「主人」つまりあるじだと呼ぶし、「亭主」とも言いますね。
亭主関白なんて言葉もあります。
亭主だけでも十分なのに、さらに関白まで使っちゃう(最近はめっぽう減ったようですね・・・)
「旦那」だけでなく、旦那さまとさまもついてる!!(笑)

実際にはどっちがエライ(威張っている)かわかりませんけれどね。

と、話はそれましたが、

算命学では

男は自分のものにしたい、と思った人と結婚することである。
また、
女はこの人のものになりたい、と思った人と結婚することである、
と考えています。

あ、理由はなんでもいいんですよ。
年収が気に入ろうが、
顔が気に入ろうが、
地位が気に入ろうが、
スタイルが気に入ろうが。。。

理由がどうであれ、
この人を自分のものにしたい!、あるいはこの人のものになりたい!と思わない人とは結婚するべきではない、とさえ言っています。

要するに、
はじめから好きじゃない人にどれだけ迫られても、(笑)
男性も女性もね、 結婚するなってことですわ。

で、男性が、自分のものにしたいと思った女性と結婚したとするでしょ。

この自分のもの、っていう意味を勘違いしている男性がいます。

 

釣った魚に餌はやらない、っていうあれですよ。

これ、ダメです。

なぜダメなのかは次回で~~

 

 

 

ザ・結婚(男女の大いなる違いⅠ)干合論その②」への3件のフィードバック

    1. コメントをいただきまして、また干合論をお読みくださってありがとうございます^^
      27日から31の本日まで研修に出かけておりまして、コメントを読むことができず、お返事が
      遅くなりましたこと、失礼いたしました。

      また、続きが探しにくかったこと、申し訳ありませんでした。

      なにせアナログ人間で、そのあたりが上手にできていないのですが、
      またよろしければ、ご訪問ください。

      真琴

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