役目とは~離婚の原因~

離婚の原因はご夫婦にしかわからないものがあるでしょうが、今回は算命学の視点からみた、 パートナーの役目。
そして離婚の原因についてのプチアドバイスです。

算命学では、
人は、誰でも役目があって生まれてくる。
又、役目があるからこそ人は生きていける。

という基本の考え方があります。

役目をするということは、他者の役に立つというように
言い換えてもいいかもしれません。
私たちは皆、「誰かの、何かの役に立ちたい!」という
根源的な欲求を持っています。
人は一人では生きられないし、他者を通して見えること、他者を通して知ることがあり、悦びや可能性も分かち合っていますからね。

その人でなければ、果たせない役目がるからこそ、
生まれてきたのであるし、
その役目があるからこそ生きていける。
限界を超えていくことさえできるのです。
役目がなくなれば淘汰される。
ということになります。

私たち人間には、

個々の生まれた日から割り出す宿命における個々の役目
というもの以前に、
本来人間としてすべての人に備わっている役目があるはずだ。
と古代の人達は考えたのですね。

それは大きく分けて
★ 立場の役目
★ 時代の役目
★ 五役の役目
の3つに大別できます。

今回はその中の立場の役目についてのお話です。
参考になれば幸いです。

人は誰かの子供としてうまれてきたら、
子供の立場の役目を与えられます。

誰かと友達になれば、
その人の友人という立場の役目を与えられ、

会社に入り部下となれば部下という立場の役目

警察官になれば警察官としての立場の役目

結婚すれば、誰かの夫(妻)としての立場の役目・・・
といったように 様々な立場の役目を持つ事になります。

では、
パートナー(配偶者)の役目とはいったいどのような役目なのでしょうか?
算命学ではこのように考えていますよ↓

算命学で示す人体図(陽占)のパートナー配偶者)の位置(場所)は  右手です。

算命学では陰占と陽占(人体図)すなわち、裏(陰)と表(陽)の両面から物事を見る見方をします。ちなみに人体図(陽占)の親の位置は頭、本人の位置は胸(ハート)、子供は腹、友人や兄弟は左手となっています。本人を人間の身体の中心=胸の位置において、それより上の頭が親や上司、下の腹が子供や部下、右手をパートナー(配偶者)、左手を友人や兄弟としたのです。

 

 配偶者というのは相手の片腕(右腕)と為る人物である
という理由から人体図(陽占)の右手に位置しています。

片腕とはどんな人のことを言うのでしょうか?

本人が力を発揮するために力を貸してくれる人物のことですね

また、
人体図の右手の場所は五つの本能による分類では
攻撃本能の場所でもあります。
(相手にパンチをくらわすのに使うのは右手ですね)

攻撃本能とは
相手に負けたくない、勝ちたい、 だからもっと頑張ろう!     という人間がもつ五本能の一つです。

ということは、

パートナー(配偶者)の位置は右手でそこは
攻撃本能の場所でもある、、ということなのだから

本人の攻撃本能の場所に座るのがパートナー(配偶者)なわけですよね。

ここまで、わかりましたか?

すなわち

パートナー(配偶者)の最大の役目とは、
「その本人の攻撃本能を引き出してあげること」

と考えているわけです。

つまり、

相手にやる気を起こさせること!
この人のために頑張ろう!と思わせる人であること。
がパートナー(配偶者)の役目なのです。

ではどうしたら相手にやる気を起こさせる事ができるのでしょうか?

ここでクイズです。

パートナー(配偶者)は攻撃本能の場所に座ると書きましたが、
この攻撃本能の反対は何でしょう?

 

 

表と裏(陽と陰)すなわち反対の関係になっているのは、
守備本能です。

相手の攻撃本能を引き出して、やる気を起こさせるには
反対の守備本能、つまりちゃんと守ってあげることが必要だということになります。

何を???

 

 

相手のプライドです^^

その人のプライドを一番守ってあげないといけないのが、
実はパートナー(配偶者)

そう、あなたなんですよ^^

それなのに、喧嘩をすると、
私達はお互いのプライドを傷つけあうような言葉を
飛び交わせますよね・・・・
ついつい相手を攻撃し、言わなくてもいいことまで
言ってしまったりします・・・(>_<)

例えば、アイドルと結婚する。
有名野球選手と結婚する。
資産家と結婚する。

などということは、自分のプライドはそのとき満足するかもしれませんが、
その 相手が自分のプライドを守ってくれるかどうかは別の話です。。。よね?

実は

その相手が自分のプライドを守ってくれる相手かどうかは

お金があることよりも、
 美人であることよりも
背が高いことよりも

もっと大切なことなんですよ!!
と算命学では考えているのです。

もし夫や妻が、とってもかっこいいけど、美人だけど、
自分のプライドを全く守ってくれないような相手だったら・・・・・
別れたほうがいいかもしれません。
一緒にいる意味はないですから。

もしも、
いつもプライドを傷つけられて、
一緒にいるとやる気がなくなるようなパートナーだったら、

パートナーなどいなくて、
自分ひとりのほうがやる気がでるというものです。

そうじゃないですか?

お互いのプライドを守ってあげられる夫婦は
たとえ人生で何が起きても、離婚にはならない。と
考えているのです。

人は自分のプライドを守ってくれる相手と
別れようとは思わないはずだからです

もし夫の仕事がうまくいかず 倒産したり、
あるいは、リストラにあったりしても
妻が夫のプライドを守ってあげれば、
その夫は立ち直ることができるけれど、
ただ非難したり、けなしたり、
さらに追い討ちをかけるようなことを言ったり、
してしまえば
離婚につながっていくかもしれないです。
少なくとも愛はなくなりますよね。
家族みんなで頑張ろうよ、とか
大丈夫、一緒に乗り越えよう、と
言ってあげられたらだんなさんは楽になってまた
頑張れますよね。

つまり

相手が苦しいときこそ、相手のプライドを守ってあげることがパートナーの役目なのだと考えているのですね。


そういえば、元ボクシング世界チャンピオンの内藤大助さんが、こんなことをおっしゃっていました。

「僕はボクシングをやりたいから、会社には勤められないし
アルバイトしかできない。そうすると 二人では暮らしていけないから、あなたにも働いてもらわないといけない。」
というようなこと を言った時、

「そんなの(働く事)は人としてあたりまえのことだから(私も働くのはあたりまえ)」と言ってくれたことが
最大の結婚の 決め手であり、
こいつのために頑張ろうと思った
と話していらっしゃいましたが、

奥様は内藤さんのプライドをちゃんと守ってくださる相手であった ということかもしれませんね。

例えば、嫁姑の問題が起きたとき、も
夫が妻のプライドを守ってくれない、あるいは、
妻が夫のプライドを傷つけるような事を言ったことが原因となって離婚にいたるのであって、
嫁姑の問題そのものが原因なのではないと考えているのです。

もちろん離婚の原因はさまざまで、原因もひとつではないのだと思いますが、
お互いのプライドを傷つけあう事が
離婚の真の原因になる場合が多い。
と、
この役目論では 考えているのですね。

そして大切なことは、
自分のプライドを守ってほしかったら、
相手のプライドを守ってあげないといけません
ということ。

そうなんです。
相手にだけ自分のプライドを守ってくれることを求めるのではなく、相手にもそうしてあげないといけません。

ああ、私も書いていて耳?が痛いです。
(相手にだけ求めて自分はどうなの?と 反省すること多いにあり)

やや、専門的になりますが、生日中殺を宿命にもっている人は
パートナー(配偶者)の場所がもともと中殺されているわけですから、 この生日中殺を消化していないと、
パートナー(配偶者)が自分のプライドを 守ってくれなくなります。。。
つまりね、
生日中殺の持ち主は親にとって良い子になるとパートナー(配偶者)がプライドを守ってくれなくなりますよということです。親にとっての子どもの役目を尊重しすぎて親の言うなり、あるいは親の役にばかり立とうとする状態ですね。

皇太子さまは生日中殺の持ち主です。(ちょっと小声でのお話)
天皇・皇后両陛下にとって良い子(良い子というのは上記のように天皇・皇后両陛下や皇室を尊重しすぎる状態のことです。そちらを立てることを優先している状態)であろうとすると、 雅子さまのご機嫌が悪くなる・・・雅子さまが皇太子さまのプライドを守ってくれなくなる、し、また雅子さまに気を遣いすぎれば皇太子さまとしていかがなものか・・と秋篠宮さままでもから一言いわれてしまう。。。
ああ、その板ばさみ・・・じゃないかと思われます。。。

どの家庭でも多かれ少なかれありますよね^^
それはたとえ天皇一家であっても、  ということでしょうか。。。

生日中殺の持ち主の方は気を付けてくださいね^^

パートナーのいらっしゃる方、
相手のプライドを守ってあげていますか?

これからご結婚なさる皆様、
頭の片隅に役目論もおいておかれるといいかもしれません^^

同様に、役目には・・・
父の役目、母の役目、親(父と母共通)の役目、
兄弟友人の役目、子供の役目、があります。

他の役目についてはまたいずれ・・・

皆様に幸多かれ!!

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