巡礼最終日 8月5日 摩那姫湖

朝の瞑想をパスして朝食の時間7時ぎりぎりまで横になっていました。
頭痛は相変わらずで、食欲もなかったのですが、少しだけ食べて、8時にホテルを
出発しました。
このころにはその頭痛が熱中症や疲れからくる、肉体的なものではないことは
わかっていました。
最初の目的地は摩那姫湖です。
バスの中で、昨夜のシェアリングの続きをしている間に睡魔が襲ってきて
結構寝ました。
摩那姫湖については摩那姫伝説があり、その名前に由来しています。
1200年くらい前にこの地域に大干ばつがあり、たくさんの人が飢え死にをしました。
村の長者が雨を降らせてほしいと一心不乱に祈ると、女神が現れ、この干ばつは龍神の怒りで
だからそれを収めて雨を降らせる代わりに娘の摩那姫を捧げるように、と言ったそうです。
摩那姫は、自分は人間の不幸を救うためにこの世に命をさずかったのだから、
民人が救われるなら喜んで命を捧げましょう。と岩から身を投げたのだそうです。
その時雨が降り始め、民人たちは姫を慕って毎年姫の霊をとむらって祭りを行い、
のちに堂をたてて供養をしたということです。
今では摩那姫像がこの湖に建てられ、その心を残し、身を投げた川を真名川と呼んでいます。
中谷さんがその説明をしてくださると、なぜか涙があふれてきました。
以前、この湖が気になっていてここに来たときに大きな白龍をみたそうです。 
頭痛がピークにきていたので、湖についてバスを降りるときに、中谷さんにはなしていると、
長老が隣に座りなさい、と言ってくださいました。
長老は私の髪にふれて後のすそのほうをなでていました。
髪の毛を一本一本ほぐすように触れてくださるのがその時はなぜかな~と少し気になりました。
中谷さんもスタッフの阿部さんも一緒にヒーリングしてくださいました。
長老は
私に個人的についている金龍が外にでたがっていること。
でもその金龍を扱う事が難しいから長老の銀龍が一緒に手伝っていること。
私自身が金龍を上手く解放できるまで何度でもハグしますよ、と言ってくださった。
そう、このツアーでこれまで一日に何度もハグしてくださっていたのです。
たくさんハグしましょう、とおっしゃって・・・・
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皆さんに遅れてバスをおり、湖の前のベンチに座っていると、長老が隣にきてくださり、
優しく肩を抱いてくださいました。
寄り添ってくださる長老のハートの暖かさが伝わってきて、ほんとうに嬉しく思いました。
もう一度、ハグしよう、と言ってくださって、長老とハグすると、
もう涙があふれて止まらなくなりました。
『泣きなさい、たくさん涙を流しなさい』と、長老の声は胸の深いところに響きました。
この湖をみると、とても悲しくなってしまうことを伝えました。
はっきりとはわからないけれど、摩那姫を感じると、自分の中のすごく深いところで
表現しがたい感情があふれてきて、悲しいような切ないような、、そして泣けてくると言うと
私が摩那姫のスピリットをもっているからだと長老はおっしゃった。
その一部をもっている、とおっしゃった。
そうなの??!!!!
だから?
その後、摩那姫の銅像の後にたばねた長い髪を指差しながら、
何かをおっしゃったのだけれど
よく聞き取れず(汗)、後で中谷さんから聞いてもらうようにお願いした。
最後の最後に福井駅でバスを降りる際にやっと聞けたのだけれど、
髪に龍がからんでいたから頭痛がしたとのことだった。
私の髪に?でも摩那姫の髪を指差しながらおっしゃったのはなぜ?・・
バスの中で長老が私の髪をすくようにしてくださったのはそのためだったのかな?
と・・・
う~~ん、もうちょっと説明を聞きたかったな~~
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とても慈愛に満ちた摩那姫の像
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長老は全員で円になるようにおっしゃって、皆で手を繋いで、
水の女神=瀬織津姫に感謝と祈りをささげました。
3回、かしわ手をうって終了。
最後にバスに戻る時、深々と摩那姫像にむかって3回礼をされていました。
その姿が今も目に浮かびます。
もう一度ゆっくりと訪れたい場所です。
九頭竜湖に向かうバスの中で眠ったら、九頭竜湖につくころにはすっかり頭痛がなくなって
いました!!
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