祈りの旅 最終日 九頭竜湖~永平寺

摩那姫湖を後にして九頭竜湖へ
ここでは一人で散策し、自分の中でエネルギーを統合しようとおもいました。
そして最後の終着点は「永平寺」です。
曹洞宗の大本山永平寺
山深いこの場所に坐禅修行の道場として開かれた永平寺ですが、
要塞のようにも思える場所でした。
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この日もとても暑くて、建物(伽藍)の中にしばし入ることが出来るだけでもちょっとほっとしました。
冬は雪深くとても寒さが厳しい場所なのだと思いますが、夏は風が涼やかに通り、
ひんやりとした廊下も気持ちの良いものでした。
承陽殿の厳かなたたずまいは曹洞宗の聖地といわれるだけに、重厚です。
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いたるところに龍が・・いました。
東司(お手洗いのこと)は身も心も清らかにする道場であり、
入浴も大切な修行の場だとありました。
どちらも一切の私語が禁止だそうです。
私もティクナットハン氏の教えから学んだり、藤田一照禅師から坐禅を学んだりしていますが、
坐禅の精神を日常に活かしていくこと、
食べる瞑想
歩く瞑想
といった、動く『動の坐禅』も大切にしたいなと思いました。
心洗われるような気持ちの良い場所でした。
長老たちとの旅はここで終わりです。
菊理媛の白山比咩神社からはじまった、くくりの旅。
この永平寺でくくられたかと思ったのですが、私にはまだ先がありました。
朝バスの中で岐阜にある養老神社の話しが出ました。
養老神社のご祭神も菊理媛だそう!!
実家が岐阜の大垣で養老は幼いころから親しんでいた場所です。
福井駅から岐阜の大垣の実家に帰る事にしていたので、久しぶりに養老に
行ってみようと思いました。
私にとって、最終地はこの養老だったようです。

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