月別アーカイブ: 2012年8月

祈りの旅 おまけ 岐阜 養老の滝と養老寺、養老神社 8月7日

5日の夜、岐阜の実家に到着し、翌6日は旅の疲れがどっとでて、
ひたすら寝ました(笑)
7日朝、養老へ
養老は霊亀3年に当時の天皇がその美泉に浴されて痛むところを洗うと、
速やかに回復されたことから老を養うということで、
養老元年と年号を改めたところから名づけられています。
滝の水は酒の味がするといわれ、霊水菊水泉として重宝されています。
薬湯として用いられた天皇のご病気も回復されたととても有名です。
田舎なので観光地としてはあまり発展することはありませんでしたが、
私には思い出深い、懐かしい場所です。
ここの養老神社のご祭神が菊理媛だとは今回聞くまで知りませんでした。
灯台下暗しとはこのことでしょうか・・・・(苦笑)
滝まで登る山道は時折涼やかな風も吹き、汗でびっしょりにはなりましたが、
とても気持ちがよかったです。
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サンダルを脱いで足を水につけてひとやすみ。
滝にある不動明王像の前で般若心経をとなえていると、
いつのまにか登ってきていた小学生の女の子が不思議そうな顔をして
私を覗き込んでいました。(爆)
目が合って私もびっくり!
それまでは私ひとりで誰もいなかったのですが、
そろそろ観光客の人達の声も下のほうから聞こえてきたので
退散するころだな、と滝を後にしました。
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菊水泉で霊水をペットボトルにいただき、
菊理媛さまにご挨拶をして、白山から養老にラインを結べたことを感謝しました。
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養老公園内には養老寺もあります。
ここには国や県の重要文化財になっている
十一面千手観音立像
不動明王立像
銘伝天国の剣
新藤五国光の太刀 などがあります。
ご住職さまに宝物殿をみせていただきました。
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観音様はとても優しいお顔でした^^
関が原の戦いで家康が戦勝祈願にここを訪れて、成就を喜んで寄贈したとされる太刀
も収められています。
おしゃべりのお好きなとても楽しいご住職さまでした。
皆さんも機会がありましたら、養老の滝、菊水泉、そして養老寺のお宝を
是非ご覧くださいね。

祈りの旅 最終日 九頭竜湖~永平寺

摩那姫湖を後にして九頭竜湖へ
ここでは一人で散策し、自分の中でエネルギーを統合しようとおもいました。
そして最後の終着点は「永平寺」です。
曹洞宗の大本山永平寺
山深いこの場所に坐禅修行の道場として開かれた永平寺ですが、
要塞のようにも思える場所でした。
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この日もとても暑くて、建物(伽藍)の中にしばし入ることが出来るだけでもちょっとほっとしました。
冬は雪深くとても寒さが厳しい場所なのだと思いますが、夏は風が涼やかに通り、
ひんやりとした廊下も気持ちの良いものでした。
承陽殿の厳かなたたずまいは曹洞宗の聖地といわれるだけに、重厚です。
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いたるところに龍が・・いました。
東司(お手洗いのこと)は身も心も清らかにする道場であり、
入浴も大切な修行の場だとありました。
どちらも一切の私語が禁止だそうです。
私もティクナットハン氏の教えから学んだり、藤田一照禅師から坐禅を学んだりしていますが、
坐禅の精神を日常に活かしていくこと、
食べる瞑想
歩く瞑想
といった、動く『動の坐禅』も大切にしたいなと思いました。
心洗われるような気持ちの良い場所でした。
長老たちとの旅はここで終わりです。
菊理媛の白山比咩神社からはじまった、くくりの旅。
この永平寺でくくられたかと思ったのですが、私にはまだ先がありました。
朝バスの中で岐阜にある養老神社の話しが出ました。
養老神社のご祭神も菊理媛だそう!!
実家が岐阜の大垣で養老は幼いころから親しんでいた場所です。
福井駅から岐阜の大垣の実家に帰る事にしていたので、久しぶりに養老に
行ってみようと思いました。
私にとって、最終地はこの養老だったようです。

巡礼最終日 8月5日 摩那姫湖

朝の瞑想をパスして朝食の時間7時ぎりぎりまで横になっていました。
頭痛は相変わらずで、食欲もなかったのですが、少しだけ食べて、8時にホテルを
出発しました。
このころにはその頭痛が熱中症や疲れからくる、肉体的なものではないことは
わかっていました。
最初の目的地は摩那姫湖です。
バスの中で、昨夜のシェアリングの続きをしている間に睡魔が襲ってきて
結構寝ました。
摩那姫湖については摩那姫伝説があり、その名前に由来しています。
1200年くらい前にこの地域に大干ばつがあり、たくさんの人が飢え死にをしました。
村の長者が雨を降らせてほしいと一心不乱に祈ると、女神が現れ、この干ばつは龍神の怒りで
だからそれを収めて雨を降らせる代わりに娘の摩那姫を捧げるように、と言ったそうです。
摩那姫は、自分は人間の不幸を救うためにこの世に命をさずかったのだから、
民人が救われるなら喜んで命を捧げましょう。と岩から身を投げたのだそうです。
その時雨が降り始め、民人たちは姫を慕って毎年姫の霊をとむらって祭りを行い、
のちに堂をたてて供養をしたということです。
今では摩那姫像がこの湖に建てられ、その心を残し、身を投げた川を真名川と呼んでいます。
中谷さんがその説明をしてくださると、なぜか涙があふれてきました。
以前、この湖が気になっていてここに来たときに大きな白龍をみたそうです。 
頭痛がピークにきていたので、湖についてバスを降りるときに、中谷さんにはなしていると、
長老が隣に座りなさい、と言ってくださいました。
長老は私の髪にふれて後のすそのほうをなでていました。
髪の毛を一本一本ほぐすように触れてくださるのがその時はなぜかな~と少し気になりました。
中谷さんもスタッフの阿部さんも一緒にヒーリングしてくださいました。
長老は
私に個人的についている金龍が外にでたがっていること。
でもその金龍を扱う事が難しいから長老の銀龍が一緒に手伝っていること。
私自身が金龍を上手く解放できるまで何度でもハグしますよ、と言ってくださった。
そう、このツアーでこれまで一日に何度もハグしてくださっていたのです。
たくさんハグしましょう、とおっしゃって・・・・
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皆さんに遅れてバスをおり、湖の前のベンチに座っていると、長老が隣にきてくださり、
優しく肩を抱いてくださいました。
寄り添ってくださる長老のハートの暖かさが伝わってきて、ほんとうに嬉しく思いました。
もう一度、ハグしよう、と言ってくださって、長老とハグすると、
もう涙があふれて止まらなくなりました。
『泣きなさい、たくさん涙を流しなさい』と、長老の声は胸の深いところに響きました。
この湖をみると、とても悲しくなってしまうことを伝えました。
はっきりとはわからないけれど、摩那姫を感じると、自分の中のすごく深いところで
表現しがたい感情があふれてきて、悲しいような切ないような、、そして泣けてくると言うと
私が摩那姫のスピリットをもっているからだと長老はおっしゃった。
その一部をもっている、とおっしゃった。
そうなの??!!!!
だから?
その後、摩那姫の銅像の後にたばねた長い髪を指差しながら、
何かをおっしゃったのだけれど
よく聞き取れず(汗)、後で中谷さんから聞いてもらうようにお願いした。
最後の最後に福井駅でバスを降りる際にやっと聞けたのだけれど、
髪に龍がからんでいたから頭痛がしたとのことだった。
私の髪に?でも摩那姫の髪を指差しながらおっしゃったのはなぜ?・・
バスの中で長老が私の髪をすくようにしてくださったのはそのためだったのかな?
と・・・
う~~ん、もうちょっと説明を聞きたかったな~~
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とても慈愛に満ちた摩那姫の像
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長老は全員で円になるようにおっしゃって、皆で手を繋いで、
水の女神=瀬織津姫に感謝と祈りをささげました。
3回、かしわ手をうって終了。
最後にバスに戻る時、深々と摩那姫像にむかって3回礼をされていました。
その姿が今も目に浮かびます。
もう一度ゆっくりと訪れたい場所です。
九頭竜湖に向かうバスの中で眠ったら、九頭竜湖につくころにはすっかり頭痛がなくなって
いました!!
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平泉寺白山神社 巡礼2日目 8月4日

一之瀬ビジターセンターを後にして福井へ
昼食は 蕎麦のまつやさん
いただいたのはお弁当でしたが、そばだんごを注文。
その場で練ってつくってくださいました。
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とってもやわらかくてそばの香りが、鼻で美味しい逸品!!
旅の合間のおやつは心を和ませてくれますね^^
腹ごしらえをした後は歩きましたよ~
たっぷり2時間コースです。
平泉寺は白山の登拝口に開かれた山岳寺院です。
白山を開山した泰澄により開かれたと伝えられています。
私達は菩提林を貫く参道(旧参道)を歩くことにしました。
ここは5百年前の舗装道路で途中に牛岩、馬岩があります。
まるでタイムスリップしたような感覚になりますよ。
美しい青苔がじゅうたんのようでした。
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平泉寺白山神社発祥の地ともいわれる御手洗池
吸い込まれそうなエネルギーの、涼やかな場所でしたね~~
池中の影向石に白山大神がご出現されたそうです。
白山信仰の中心地である白山神社の中心となる場所なわけですね。
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広大な境内です。
たくさんのお社が点在しています。
最盛期は九万石、四十八社あったそうです。
一番奥の三之宮には楠木正成の供養塔がありました。
ここのエネルギーは重くて歴史的なものも感じます。
早々に後にしました・・・・
平泉寺白山神社・・・
初めて訪れた場所でしたが、とても重要なエネルギーの場所だと思いました。
ここで本日の巡礼は終了。
ホテルで夕食をとり夜はみんなで懇親会。
歌をうたったり、シェアリングをしたり、、、
またまた宇宙語も!!
楽しい時間でしたが、私は頭痛がするようになって猛烈な睡魔に襲われていました。
ここでお部屋に帰って寝てしまえばよかったのかもしれなかったのですが、
寝るのがもったいなくてもう少し、もう少し・・と頑張ってしまいました。
懇親会が終わって、外の空気を吸おうと外にでると満天の星空♪
大地に寝そべって空を眺めていると、背中に感じる大地の暖かさが心地良くて
しばし頭痛も忘れる事ができました。
流れ星もみることができましたよ。
熱中症なのかな~?とも思い、心配してくれた仲間の方からホメオパシーをいただいて
飲んだり、自分でもアンチパンデミックオイルをつかってみたりヒーリングをしたり
・・・
でも・・・残念ながらどんどん頭痛はひどくなり、結局あまり眠れないまま朝になりました。
3日目、早朝の瞑想はパスしました。

綿ヶ滝~巡礼2日目 一之瀬ビジターセンター

白山ヒメ神社をあとにして、綿ヶ滝へ
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暑さを忘れさせてくれるような滝の豪快な水しぶきとその水が虹色にきらめく様子は
ほんとうに美しい景色でした。
龍の存在をすごく感じました。
長老は最後にこの河の水があふれでないように、とサークルを描いてお祈りをしていました。
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冷たい水でほっと一息の長老♪
夜は名泉、白峰温泉!
と~~っても気持ちの良いお湯でした。
昼間の疲れがとれますね^^
宿泊した緑のコテージ。
夜になってもなかなか気温が下がらず、暑いので皆外へ。
結局夜中の2時ころまで外でおしゃべり。
突然に宇宙語(アルクトゥルス語)を話しだす人
日本語に通訳してくれる人、
楽しい時間が流れて
私の中にあった制限もどんどん外れていきました^^
いつもと違う環境に夜中眠れず泣き出したちっちゃな男の子。
こういうときはお母さんも周りの人達に気を使うし、何とか泣き止んで寝てもらいたいって
思うから焦りもするし・・・
昔を思い出しました・・・
ちょっぴり懐かしいな。。笑
早朝それぞれが広場で瞑想。
個人的には白山比咩神社から繋げてきたエネルギーをもう一度感じました。
そして今ここの自分と縁を結ぼうと思いました。
巡礼2日目のはじまりでした。
まずは一之瀬ビジターセンターで散策。
強い日差しですが、白山市一之瀬のいこいの森の中は木々の香りが天然のアロマのよう!
ボランティアガイドの方達に案内をしていただきました^^
ドロノ木(ドロヤナギ)といわれる大木がありました。
ヤナギというと風にしなう細い木の印象ですが、このドロノ木はまっすぐにしっかりと
立っています。
木としてはあまり利用価値がないようで、ドロといわれているのですが、
秋になると綿毛のついた種が風にのってあたり一面に飛ぶさまが、まるで雪がふっているかの
ようにみえるのだそうです。
秋にもう一度行って是非見たいなあ~~
鳥の鳴き声やトンボたち、かわいらしい花たちの精霊がたくさんいましたよ。
ミヤマアゲハというと~~ってもきれいなアゲハチョウがたくさん!!
蝶道という道筋にあたっている場所ではたくさんの青紫のアゲハチョウが水を飲みにやってきていました。
なんとか写真におさめたいので近くにとまってくれないかな~~と
528HZのチューナーを取り出して鳴らしてみましたが、気持ちよさそうに
とびかって、時折下のほうに水を飲みにいってしまい、願い叶わず・・・
私達も水場では皆思い思いに手足をつめたい水につけて休息。
とっても透明感のある美しい場所。
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ふわ~~っとひろがり羽ばたくエネルギーを感じました。
気持ちがす~っとしたような・・・・。・。・。・。
旅が終わって帰宅してから2日目の朝からの白山でのことを
代表の中谷さんが以下のように説明してくださいました。
・。・。・。・。・。・。・。・。・。
『表面では見えない出来事ですが、二日目の朝にエネルギーワークをし、
その時に降り立ったエネルギーを午前中ずっと保持するために、
白山では長老も私も動き回らずにじっとしておりました。
そのエネルギーは皆さんが散策を終えて帰ってくると空に飛び立っていきました。
それはとても美しい鳳凰でした。
鳳凰のエネルギーと龍のエネルギーを長老と私で体現して
ククリ媛のエネルギーでククル必要があったのかもしれないと、これも今になって思います。
この様に、その時には意味が分からなくても後から意味が分かって来て
点と点が結びつき意味が少しずつ分かって来る事があります。
ですので、この旅で体験した事で、何か分からない事がありましても焦らないでください。
情報はたいてい後から入ってきます。』
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
龍と鳳凰
その二つのエネルギーのくくり☆だったのですね~~