冬至考察~五行の水~シフトチェンジ~

20140201104852

昨日22日は冬至でした。
12月は旧暦では11月、十二支では子の月ですね。

五行配当すれば、子は水気であり、方位は真北。

子という字は、了(おわり)と一(はじめ)でできていますね
つまり、子の月には終わりと始まりを一つにするところという意が含まれているのです。
物事の終わりと始まりのところは、いわゆる中枢であり中心ですから、自然界の万象を循環として捉えている古代中国哲学においては終わりと始まりの象徴である「子」は特別な存在であったと推察されます。

子の象徴する一陽来復(陰が終わり新たに一陽が萌す)は冬至を境に陰から陽への転換であると同時に、陰気の終わりと陽気の始まりの二極をひとつにするところでもあるのだと考えられます。

五行大義によると、子を困沌と名付く。陽気混沌をいうとあります。

古代の中国哲学における宇宙の始まりというか、原初は混沌。つまり易でいうところの太極。
また中国の占星術というか、天文学では北極星。
北極星信仰は現代にも続いていますが、北極星は宇宙の中心。
それを神霊化したものが、太一となるのですね。

日本も平安京しかり、平城京しかりですが、常に都の北の中央である子の方向に皇居や政庁は置かれていますね。
北政所というように北という字がついているのは子の方位にやんごとなきお方のお住まいはあるからですね。
ちなみに庶民は南に住みます。そして実働をします。

家屋の中央の最も大切な柱を大黒柱といいますが、太極柱とも
書かれるということはご存知ですか?
この「子」と大黒さまの関連性もたいそう興味深いのですが、
その話はまた機会があればすることにしましょう。
(大黒天=シバ神=大国主命=太極)

また「子」は水気の旺地。

地球はその75%が水で構成されているし、人体もまたその75%は水。

水には媒体の役割があります。

水を象徴する子という字を女の子につけたのは、子が滋る(ふえる)の象意をもち、生命の増殖を意味するからですね。

算命学でも宿命にまったく水の気がないと子供に恵まれにくいことがありますが、だからこそ、名前に子の字をいれて水の気を補おうと考えたのだと思われます。

意味があるのですね。

五行諸類考ができたことにより五行の宇宙観は様々に応用がきくようになります。
水は前述のように生殖作用や骨髄、脳に関連し、感情の「恐れ」に関連性があります。

老子はこのように言っています。

「この世で水ほどやわらかくしなやかなものはない。しかし、
堅強なものを攻撃するのに、水に勝るものもない。何ものも
水に匹敵するものはない」

私たちのなかにある恐れやしぶとい観念は、水の陰の性質によってのみ変容することができるのかもしれません。

水はせき止められることを嫌います。
水は流れているからこそ水であり、だからこそ、私たちをあるべき方向へと、真の魂の方向へと流れていくことを促し、

サレンダーする=身を任せ、手放すようにも促します。

この身を任せる。委ねるという行為は、お母さんの子宮の、安全で安心だった羊水の世界から自らを切り離し、人間として
この地球上で役割を果たそうと決めた時の最初の行為だったのかもしれませんね。

今年の秋にクンルンネイゴンの創始者、マックス・クリスチャンセン大師匠のシャーマニックワークに参加したのですが、
今回のテーマの一つが水でした。

水のプラクティスで、まさに自分が誕生してきた、この世にやってきたときの感情がでてきて、私はこの世に誕生してくることにすごく抵抗していたんじゃないかと思いました。
(理由はわかりませんが)
マックスが「水と闘うな、水と調和するんだよ」と繰り返し
言っていましたが、プラクティスのさなかには苦しくてその意味がわかりませんでした。

でもシャーマンクラスが終わってシャスタ山にいったとき、
そのサレンダーの意味がわかったんですね。

プラクティスの最中にはわたしは水と闘っていたんだと気づきました。水と調和すればいとも簡単に同じことができることにびっくりしました。
抵抗すればするほど余分な力ばかりはいってしまって、エネルギーを消耗するだけなのにね。
ただただ手放す。水に自分をゆだねる。
そうすると水はどこまでも私を守ってくれる、癒しの存在になったのです!!これには驚きでした。
頭では委ねるってことを知ってはいてもそれはただの知識に過ぎず、
どうやってゆだねればいいのか、私は結局のところわかっていなかったのかもしれません。肉体(ボディ)は抵抗しているんですからね。体はほんとうに正直です。
やられました。
マックス大師匠、ほんとうにすごい人です。

恐れは本来の自分が表現しようとすることをブロックしてしまいます。
自分が完全に調和しているとき、なにものもあなたを邪魔することができないことに気づいたことはありますか?

昨日の冬至の日は「自分塾」の日でした。

ちょいと説明すると、算命学を通して自分の本質に気づき、自分を知り、自分の中の宇宙と調和し、ボディワーク(主にチベットヨーガをツールとしています)や瞑想、エネルギーワークなどを通じて思考と心と体を調和させた生き方ができるようになろう!ということをテーマとした、セルフディスカバリークラスです。

このコースではフラワーエッセンスのサポートを1回、無料でつけております。
今日がタイミングかな~と思ったのでフラワーエッセンスをひとりひとりに選びました。

ここまでに、
自分の才能、
自分をブロックしていると思われること、
自分の理想
などについて算命学での学びを深めながら個々に書き出したり、シェアをしてきていたので、一陽来復の日にこれまでの自分の大掃除をしてエッセンスにサポートしてもらうことにしたのです。

なんとまあ、見事に全員がシーエッセンスを選びました。
(ダウジングで選んでいます)
シーエッセンスは意識の変容に働きます。
海という水のエネルギーがとてもパワフルに私たちの無意識層に働きかけ、光をあて、独自の成長をしていくことを促すのです。

フラワーエッセンスが全く選ばれず、シーエッセンスばかりというのも、子という水の月の冬至という陰から陽への特別な節目の日であったからということもないとはいえないでしょう。

水気の最も強まる季節の一陽来復の日のエッセンスは
自分の内なる叡智(叡智も水の五行の関連です)とその指示に
同調して適切な行動をとっていくことをサポートしてくれます。
そうなれば自己矛盾がなくなり、思う現実を創造していくことができるようになりますね^^

エッセンスは基本毎日摂取します。

エッセンスの終了するころ、どのような変化が訪れているか、
次回の自分塾での皆さんのシェアが楽しみです。

そして私も夜、自分のためにも選んでみました。

笑っちゃうほど、まさに!!なものが選ばれました。
何が選ばれたかはここでは秘密ですが、
また後日、私の報告もできるかもしれません。

エッセンスは人生を意識的に生きるとき、必要な変化をもたらしてくれる貴重なツールですね!!

きっと皆さんも多かれ少なかれこの節目の変容を促されているはずです。

逆らわず、抵抗せず、サレンダーしてみてくださいね。

力を抜いてゆだねてみると案外とすんなり手放せたり、あるいは、問題が解消されたり、ことがうまく運んだりしますよ^^

自分が何者かわからないって人は算命学をどうぞ!
心からおすすめします。

あくまでも自立のツールとしておすすめします。

本気の方お待ちしています。

 

 

 

 

 

 

 

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