相差石神さん~伊雑宮へそして謎

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さて、先週末の伊勢・志摩のお話の続き・・・
相差に宿泊した翌日9日は夜明け前からず~~~っと、こんな母船のような雲が居座っていたんですよ。

雲ってすぐかたちを変えていくでしょ。でもねず~~っと
かたちがなかなか変わらない。(笑)

そうしたら同じとき、FBでは友人が江の島にも似たような母船が居座って。。って書いてた。う~~ん。なんか会議中??

相差では知る人ぞ知る?石神さん
ご祭神は玉依姫さま
南鳥羽のこの地域は海女さんで有名。
元々は常に命がけの海女さんたちが無事を祈願していた
石神さん。その後
女性の願いなら一つは必ず叶えてくれると有名に。
マラソンの野口みずきさんが身に着けて走ったとか、
女優の藤原紀香さんも参拝して願いが叶ったことでさらに有名になったよう。
わたしも二年前のお礼参りを兼ねて、参拝。

小さなところだけれど地元のかたたちに愛されている感じがします。

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そして相差を出た後は、実はず~~っと
以前から気になっていて行きたかった伊雑宮へ。

正確な祭神名は「天照坐皇大御神御魂」(あまてらしますすめおおみかみのみたま)

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参道からお社が目に入ったとたん、うわ~~っと
涙がでちゃいました。
なぜだかわからないけれど、ずっと逢いたかった人に
逢えたような、そんな感覚がして・・・✧・。・。・。✧

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実は伊勢神宮内宮よりも伊雑宮のほうが社格が上、つまり本当の伊勢神宮は伊雑宮だという記述のある書物『先代旧事本紀大成経』が発見されたのですが、もちろん伊勢神宮側は猛反発してその書物は禁書となり、出版した書店主は追放、神官らは流罪となったそう。
伊雑宮のお田植の祭りの日には7匹の龍が的矢湾から川をさかのぼって伊雑宮の大御田橋まで上がってくるという言い伝えあり、謎が多い宮でもあります。

地図で伊雑宮と伊勢神宮内宮・外宮を結ぶとその先には
元伊勢の籠神社になるとか。

元伊勢の籠神社も伊雑宮も本伊勢と称し、どちらも裏社紋は六芒星。
確かに籠神社の奥宮でもある眞名井神社に立つ石碑には以前は六芒星が刻まれていたんですよ。六芒星を記したお守りもあったのに今はなくなってしまっています。伊雑宮にも六芒星を刻んだ石灯篭があったそうですが、同じく今はかえられてしまったようですね。
実は私、籠神社とはご縁がありまして、数年前に奉賛会に入って、奥宮の眞名井神社再建のプロジェクトも応援しています。

籠神社と伊雑宮は阿吽を示しているとか。
伊勢白山道さんも伊雑宮について記事をかいていらっしゃいますね。

http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/c8fd43862ec8aedfb0591567fcdc35df

そしてこの方のブログも大変興味深かったです。参考までに

http://blog.goo.ne.jp/luca401/e/768d3d53e2b09464bddfd581715cc104

 

籠神社の絵馬です。

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ちゃんと六芒星が描かれています。中には日月。

ご祭神を見てくださいね。

右側に男性神: “男性神”としてのアマテラスである「天照国照彦天火明命」と呼ばれた籠神社の祖神 饒速日尊とあります

左側に女性神: 市杵島姫命が描かれていますが、私は市杵島姫命と同一神ともいわれる「瀬織津姫(セオリツヒメ)」のことだと思います。

つまりは天照男性神と瀬織津姫でしょう?どうみても・・・

伊雑宮も実は一柱ではなくご祭神は二柱であり、
アマテラス(男性神)と瀬織律姫(セオリツヒメ)だという説もあるので、このあたり非常に興味深いところですね。

今回の旅にはkan.bowlを持参していたので、ここ伊雑宮でも音を響かさせていただきました。
ありがとうございました。

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そんなこんなでいつまでも居たいな~と思うようなほんとうに素晴らしい気に満ちたところでした。
そして後ろ髪引かれるような想いでここをあとにしました。

伊雑宮をあとにして倭姫命旧跡地~上之郷の石神へ

ここでもまた石神さんですね^^

 

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そして次は伊勢神宮へと・・・続くのであります。
今思うとやっぱり不思議な旅だったな~

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