さて風水のお話。
皆さんから以下のような質問がきます。
コンテンポラリー風水って方位を使いますか?
または
玄関が鬼門なんですけど大丈夫でしょうか?
コンテンポラリー風水では方位は使いません。
というとちょっと違います。
このような羅盤(実は私物)や方位磁石は使わないですが、その代わりにといいましょうか・・・
バグアマップ(八卦図)というものを使います。
家の中の玄関やトイレ、バスルーム、リビング、キッチンといったそれぞれの場所がどの方角(方位)にあるか、は考慮しません。
言い換えればそれらがどこにあっても(どの方位にあっても)まったく問題ないです。北だからだめとか、南東にないとよくない、とかいう
方位の縛りはありません。
もちろん伝統風水は素晴らしい考えですね!!
けれど、方位を見るには色々な要素がからみあっています。
また流派によってもその見方は違いますし、地軸も移動しているため、正確に方位を割り出してお宅の鑑定をするにはそれはそれは抱負な知識と経験が必要になりますね。
風水を取り入れてよりよい変化を生み出したい、あるいは
希望をかなえたいというとき、方位が間違っていたら、、と考えると手軽にちょっとやってみよう!という気にはなかなかなりませんね。
でもそういった方位を気にせずできるということは、すごく気持ちが楽になりませんか?(笑)
わたしはそうでした。
が、コンテンポラリー風水がまったく方位が関係ないか、というとそういうことでもないのです。
バグアマップ(八卦図)を用いると言いましたが、このバグアマップなるものは、実は方位に合わせてそれぞれのテーマやシンボルが配置されているのですよ!!
でも実際の地球上の方角(方位)とは関係ないのです。
ではなにと関係があるのでしょうか?
前の風水ブログで玄関の大切さのお話をしましたが、
すべてのエネルギーは玄関から、、ということで玄関に合わせてバグアマップ(八卦図)を使っているのです。
で、このバグアマップ(八卦図)とはなんぞや?
気になりますよね?
古代中国から伝わる8つの基本図象のことですが、
易について皆さんはご存知でしょうか?
─陽(剛)と–陰(柔)の2種類の爻を3つ組み合わせてできた
8つの卦によって運勢や吉凶をみるものですね。
宇宙にあらゆる事象がここにあるとされています。
8卦には先天図と後天図があります。
先天図はいわゆる自然界のそのままをあらわしたもの。
後天図は季節の循環を基本にしてあらわしたもの。
コンテンポラリー風水では後天図↓をもとにした八卦図=バグアマップを使います。
でもこの図をみてもなにをどうしていいやらわかりませんね?
基本はこの古代の叡智の上にありながら、
コンテンポラリー風水は、その名のとおり、現代にマッチするように
考えられたものなので、この八卦図に従ってわかりやすいシンボルやテーマを用いています。
つまりコンテンポラリー風水は、広大な土地に好きなように宅や城を構えられた時代や身分のかたたちのためのものではなく、現代人の私たちの小さな住まいであっても、あるいはマンションの一室であっても取り入れられるものです。
しかも私たちの心理と密接に結びついている住まい(環境)が
どのように大きな影響を与えているかを知り、それをバランスよく、
機能的に、かつ個々の好みや暮らし方、家族構成にあったように整えていくことで心や肉体がよりすこやかになるためのものなのですね。
バグアマップのそれぞれのシンボルについての詳しいことはまた
次回に~~
<お知らせ>
土曜日は新潟出張です。
新潟でコンテンポラリー風水と算命学の個人セッションをさせていただきます。
どんな方や住まいに会えるのか今から楽しみです^^
コンテンポラリー風水のコンサルテーション、随時募集しています!!
コンテンポラリー風水についてもっと知っていただくためにお茶会講座を開きたいと思っています。
4月後半に計画していますので、決まり次第お知らせします^^