和歌山3日目
歌と踊りとお話と・・楽しんだ後は、まず第一陣が帰途に。
お見送りをした後、玉津島神社・そして鹽竈神社に連れて行っていただきました。
玉津島神社のご祭神は
稚日女尊(わかひるめのみこと)
息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)
衣通姫尊(そとおりひめのみこと)
明光浦霊(あかのうらのみたま)
鹽竈神社は玉津島神社の祓所でした。
ご祭神は
鹽槌翁尊(しおづちのおじのみこと)
祓戸大神四座(はらへどのおおかみよざ)
雨の中でしたが、玉津島神社の山頂からながめる和歌浦は美しく、
とてもしっとりした場所でした。
とても好きな松の木があったので、しばらくじっと立ってみました^^
クンルンの師匠が、
「人間の友達を作る前に松の木と友達になるべきだ・・・」と言っていたので、ゴパール大陸より以前から存在している松の木とどうやったら友達になれるのか、ずっとずっと考えているのです。
放松・・・
あ~~まだまだまだまだわからないことだらけです。
翌、和歌山4日目は丹生都比売神社から高野山まで上がらせていただくことになりました。
朝早くになぜかがばっと飛び起きました。
時計を見たら4:59
もう一回寝ようかと思ったのですが、実はこの友人宅の玄関には
とても素敵な姿の松がありまして、
また朝から松とお友達になりたいとお話してみるのでした。
さて、出発して、まず立ち寄ったところはフクロウ郵便局!!
友人は時々お手紙やお土産物を送ってくれるのですが、いつもそれを送ってくれるのがこのフクロウ郵便局です。
怪我をしていたフクロウを助けたご夫婦が営む郵便局はいたるところに全国のお客様から届けられたフクロウでいっぱい。
福の神さまのようなご夫婦のミラクルなお話をうかがって、今ははく製になったフクロウ君と記念撮影。
フクロウのはく製は難しく3年でダメになると言われたのにすでに10年、まったく毛が抜けることもなく当時のままだそう。
倍率の厳しいコンサートチケットがゲットできたり、大学や高校に合格できたり、ロトが当たったりと、と~っても縁起のよい郵便局。
今や和歌山のパワースポットになっているそうですよ^^
これから丹生都比売神社に行くのだと話すと、慈尊院さんもいいですよね。と・・これは寄っていきなさいってことだよね~。
九度山慈尊院
こちらは高野山の表玄関として伽藍を創建したのが始まりだそう。
女人禁制であった高野山に入れない大師さまの慈母さまがすごされた場所。
まるで仏像のようなお顔のご住職さまがいらして、御朱印をいただいていると、電話がなりました。
なんとこちらのお札をいただいて見事おめでたとなられた御礼報告だったようで、なんと縁起のよいこと^^
こちらまでハッピーになりますね。
私たちにも何かが生まれるのでしょうか。
一緒に御朱印をいただこうとしていたMくんと夫婦に間違われたようで、住職さまに
「ご夫婦かな?」と聞かれてMくんは
「夫婦ではないけれど、夫婦以上にご縁の深い関係」と答えていました。(笑)
そして高い石段を上ると丹生官省符神社がありました。
こちらも空海によって創建された、真言宗に伝わる忌明清祓社です。
御祭神は丹生都比売大神をはじめ、高野御子大神、天照大御神、
市杵島比売大神など。
M君。こちらで買った御朱印帳を忘れたことに気づいて結局最後にもう一度ここに戻ることになったのですよ。
慈尊院と丹生管省符神社、、なにやらご縁が深そうです。
次に向かったのは、狩場明神神社です。
ここには、一人の気高い猟師が従えていた白・黒二頭の犬を放たれ空海を高野山へと導いたという伝説があります。
このことについて、空海は
神様が姿を猟師に現して化現狩場明神となり(神様が姿を変えてこの世に現れること)神託として高野山を与えてくださったと言われています。
その大切な神様を祀っている狩場明神は神通の地でもあるわけですね。
小さくてうっかりすると通り過ぎてしまうようなところにありますが、
見逃せない場所です。
空海ゆかりの神々を訪ね、ご挨拶をし、
そしてそして、楽しみにしていた丹生都比売神社へと向かいます。
丹生都比売大神は水の神であり、朱砂(辰砂)を示す神さまともいわれていますね。
第一殿 丹生都比売大神 にうつひめのおおかみ (丹生明神) にうみょうじん
第二殿 高野御子大神 たかのみこのおおかみ (狩場明神) かりばみょうじん
第三殿 大食都比売大神 おおげつひめのおおかみ (気比明神) けひみょうじん
第四殿 市杵島比売大神 いちきしまひめのおおかみ (厳島明神) いつくしまみょうじん
若 宮 行勝上人 ぎょうしょうしょうにん
丹と朱砂(水銀)
タオととても深い関係のある神様のように思います。
ご縁をいただけたこと、心に感謝がしみわたっていきました。
正面の赤い太鼓橋がとても鮮やかに目に入ります。
太鼓橋の途中でちょっとくらくらしてしまいました。
太鼓橋を渡ると本殿へ続く道。
このちょうど一週間前に参らせていただいた、六甲の廣田神社とも、
波動が似ているな~と感じました。
とてもやわらかく、やさしく、穏やかな気持ちにさせてくれる神社です。
水がプチプチとはじけて粒状になったような、瑞々しさも。
ゆったり、ゆっくりと過ごす時間を持てました。
続く