4月4日(清明)~5月4日 甲辰月
春(辰月)の土は一年で最も養分が豊富であり、しかも湿土(地中に水分を含んでいます)なので、「育てる」力に富んでいます。
また明るくて活気のある時期ですね。
ですからこの辰月(春)の樹木(甲木)は樹木として成長する条件が整っている状態なんですね^^
地中にしっかりと根を張ってさらなる成長を遂げていくのです。
それはまるで、もっと成長したい!というこころの高まりを表しているかのようです。
実際には、
ワンランク上の自分を目指すといいでしょう。
ただし、すごくハードルをあげてしまうのはではなく、手が届きそうなところ!というのが大切です。
精神的に大人になる、
こころの成長やレベルアップをしやすい月です。
だからこそ色々な体験が待ち受けているともいえます。
きちんと問題に向き合うことで成長したり、レベルアップを
果たしていくことができますし、
これまで色々なことを学んできた人は
そのことが活かせるチャンス(現場)が与えられるとも言えます。
臆せず、ひるまず、チャレンジし、解決し、
是非現実を自分のものとしてくださいね!!
上質なものに触れる
本物を味わう
キャリアアップ
スキルアップ
自分自身のレベルアップのための勉強などもいいですね^^
こういった、青葉が茂り、すべてが快活に元気よく始まっていく生命力あふれる時期は物事を成長させていく推進力があり、スタートに最適ではありますが、
一方で謙虚さや素直さ、相手を敬う気持ち、手堅さといったものもとても大切になってきます。
慣れ親しんだ物事や親しい間柄ほどルーズになってしまうことがありますね。
「まあいいさ」
「もうわかっていることだから」
「あのひとはこんなひとだから」
という慢心が足元をすくっていきます。
もう知っていることやわかっていることでも
すでに良く知っている人であっても
初めてやることや、初めて会う人のように
新鮮な気持ちでやったり、素直な気持ちで話したり耳を傾けたりすることが大切ですね。
初心に帰る、初心を思い出す、ということもしてみてはどうでしょうか?
ちょっとした心のおごりが大震動となって足元を揺るがすことになるやもしれません。
気を付けましょう。
「辰」という字は、てへんをつけると「振」「震」に
通じていくと言われています。
震は「雷が轟き天地が震動する様」を表します。
どのようなことが起きてもじたばたせずに、
しっかり守るべきことを守る事。
4月は地震にも注意が必要ですよ。
古い考えや体制に限界がきて、それが壊れたり破れたりして改革・革新の動きも始まる時です。
社会の中でそういう既存の勢力が力を失っていくような動きもあるやもしれませんね。
私たちはこういった自然界の気運(機運)に応じて
古いパターンや慣れ親しんだ過去の慣例といったものを破って新たな世界に一歩進み出ていくのです。
素直さと謙虚さを忘れずに。
それがあなたの未来を動かしていく力となっていくことでしょう。
そうすることで「あなた」という青葉が茂っていくのです。
どんな青葉を茂らせたいですか?
さあ、しっかりと足元を固めていざ出陣ですぞ。
最後に、4月17日から5月4日までは春の土用です。
今月は物事のスタートには向いているのですが、お疲れ気味の方は
無理せず、とくにこの土用の時期はゆったりとお過ごしくださいね。
長い目で見たら、ここで張り切りすぎず、気力や体力の回復に努めたほうがずっといいですからね^^
何事も焦りは禁物です。
周りと比較する必要もありませんよ。