6月(丙午)の算命学予報

6月5日(芒種)~7月6日 丙午月

十干の「丙は」陽の火性で太陽を意味します。
太陽とはすべてのものにあまねく光をあて、明るく照らすのが役目ですね。
すべてのものを公平に照らし出します。

さて、今月はどんなものが真夏の太陽によって照らし出されるのでしょうか?

「丙」に火偏をつけると「炳」(へい、あき(らか))。
「午」は極盛の陽気の中に一陰が萌し、陽気と陰気が相交わる時。
ゆえに「午」には「逆らう」「そむく」「交わる」の意も含まれているのですね。

あきらかになる

今月は隠れていたものが表に出るということにもなります。

隠していた本心・真意・意図といったもの
自分でも気づいていなかったこと・気持ち
内側にたまっていた感情
隠されていた真実
奥深く眠っていた何か・・・
裏側の勢力(反対勢力)の存在
裏方の存在だった人たちが脚光をあびる
身体という存在の内側にあるもの
・・・・・・・

といったように、

ひとりひとりにとっても
家族という社会にとっても、
組織や会社にとっても、
国、あるいは地球とか、宇宙とか言った大きな存在にとっても

なにかがあきらかになり、そこに気づいていくということになるのでしょう。

ある人は自分の中の奥深くにある真実にきづいていくことにもなるでしょうし、
ある人はパートナーの隠し事を知っておろおろすることになるやもしれません。
またある人は組織の反対勢力に突き上げられてこれまで楽観視してきたことに本気で取り組まざるを得なくなるということもあるでしょう。

どのようなことがあきらかになるかは、個々で違いますが、
そのことに対して判断を下すというよりは、ただ気づいていてください。

上も下も火性の陽という、 丙午月の今月は
非常に情熱的で華やかで開放的なイメージ

今年(丁酉年)は火の変容の年なので、年の初めにもお伝えしたように
どうしても変容の過程では波乱もあります。
その中にあって、今月は明るく、陽気な雰囲気に包まれます。
心がわ~っと沸き立つような気持ちになりやすいですね。

しかしながら年初にもお伝えしたように、勢いがあって、派手でアピール上手で宣伝上手な人や組織に乗っかりやすくなる月でもありますからご用心あれ。

乗せられて、その華やかで派手な演出やうまい言葉に目がくらんでいるうちに、せっかく光によって照らし出されようとしている本質や真実に気づきづらくなるという可能性もありますのでご注意くださいね。

今月は21日に夏至を迎えます。
陽極まって陰気の始まりとなります。
「さからい」の状態になるのです。

夏至を経て月の後半になると

きらびやかに今を楽しんでいた人たちも
派手な演出に扇動されていた人たちも
感情が高ぶったり、心の声に耳を傾けることができなくて
行動が一方的になってしまっていた人たちも
逆に不安を煽られていた人たちも

はっと我に返るようなことがあるのかもしれません。
あるいは落ち着きを取り戻すことになるのかもしれません。

そして
時を得れば

光やエネルギーが四方に行き渡り、
情熱と理性(冷静さ)の融合を見ることになるでしょう。

慢心することなく、情熱に少しの理性をもって
明るくあなたを、あなたの周りを、照らす光になってくださいね。

今月はちょっと抽象的な表現でしたね・・・

皆様にとって佳き月となりますように・。・。・。・。・。☆彡

 

 

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