日馬富士関が、豪栄道関との本割と優勝決定戦の二度の土俵を制して
優勝しましたね!!
日馬富士関、おめでとうございます^^
横綱の意地と強さを見せてくれましたね。
横綱大関が休場して、日馬富士関が一人横綱として、恥ずかしい相撲を取れない、と固くなっていた前半は気持ちが空回りしているかのように
あっけなく負けていましたが、最後は気迫がすごかったですね。
俄然顔つきも取り口も変わりました!
実は日馬富士関は申酉天中殺の方で今年は天中殺中。
しかもこの秋場所は月の天中殺でもあるので年と月のダブルの天中殺。
前半の取り組みではその天中殺現象がでて、頭で考えすぎてうまくかみあっていないような状態でした。
天中殺は心を無にできさえすれば、ちゃんと実力を発揮できるのです。
おれがおれが、となってしまったり、
欲にとらわれたり
うまくやろうとしたり・・・
優勝しなければ!と変に気合が入ったり
そういう状態だと、思わぬ落とし穴にひっかかるのです。
けれど、日馬富士関が4つの金星を与えて4敗になった10日目の段階では、豪栄道関に3差離されていて、優勝を意識できる数字ではなかったのが功を奏しましたね!
優勝が鼻先にぶら下がって欲が出ない人はなかなかいません。
ですが、10日目で3差もあり、優勝から遠ざかり、
「命を懸けて全身全霊で相撲を取りました」
「とにかく自然体で」
という意識になれたのが良かったですね!
そして一番一番を全身全霊で取り組み続けた結果、その諦めない姿勢に
神様がほほえみました。
そうなんです。
天中殺は自分を殺す状態、つまり、自分のためでなく、誰かのために頑張るとか、全身全霊で謙虚に、という姿勢になれると、十二分に実力を発揮できて思わぬ結果を引き寄せることになるのです。
『心を無にする』
天中殺のときの心構えですね!!
日馬富士関、おめでとうございました^^