時代の節目~貴乃花親方引退~

みなさん、こんにちは!

風水Lifeアドバイザ-の愛賀真琴です。

 

安室奈美恵さんの引退があり、

樹木希林さんがお亡くなりになり、

そして平成の大横綱の象徴のような存在であった、貴乃花親方の引退ニュース、、

ああ、平成が終わるんだな~という

象徴的なことが続いていますね。

安室さんの引退はファンにとっては寂しいには違いありませんが、
自身で出された結論であり、その選択を誰もが応援し、これまで楽しませてもらってきたことに感謝の気持ちしかないでしょう。

そして樹木希林さんの死も、残念だし、もっともっとその演技を見たかった、という惜しむ気持ちはあっても、その生きざまや終わりの迎え方を立派だと誰もが思ったことだと思います。

平成の、一つの時代の終わりを象徴するようだな~と感じます。

そして突然の貴乃花親方の引退のニュース。

まさに平成を背負っていたような大横綱。

だけど、貴乃花親方の、その相撲人生へのひとつの幕引きが、
あのような形でいいのかな?となんとも切ない気持ちになっています。

貴乃花親方の残した功績が素晴らしいものであることは、
今までもこれからも、誰が何と言おうと変わるものではないと思います。

相撲道だけに生きてきた、それがあまりにも純粋で一本気であること、

弟子たちが精進し、番付があがったことをほんとうに嬉しそうに話す親方

これまでそういう親方を見てきただけに

今回の引退を決められた親方に、

ご苦労様でした、
これからも頑張ってください、と素直に言えない、

あまりにも残念で、悲しくて、切ない気持ちが先に立ってしまいます。

大相撲の一ファンとしては、相撲がこれからも盛り上がっていってほしいのに、相撲そのものを心から応援できない、そんなやるせない気持ちです。

平成の終わりとともに、相撲の世界は、これからどう進んでいくんでしょう。

確かに相撲協会の中で、貴乃花親方の存在は異端児的だったでしょう。
行動や言動も協会としては苦々しく思うこともあっただろうし、貴乃花親方自体のやりかたも決して上手だとは言えないし、コミュニケーション不足も否めない感じ。
でもそういう改革を求める人や違う意見の人こそを排除するのではなく、大切にできるような、その大きな身体に見合うような懐の大きな相撲界であってほしいな、そういうふうになっていってもらいたいな、と思います。

時がたてば、このような形で引退をされる貴乃花親方のことは
過去のこととして片づけられ、相撲界は果たして今のまま続いていくのでしょうか?
私たちはこれからもこれまで通り、正々堂々と裸でぶつかり合う力士たちの取り組みを心から楽しく見続け、応援することがほんとうにできるでしょうか?

スポーツの世界で、色々な不祥事が起きて、またその内情が明るみに出て、変革を余儀なくされています。

変革できるものと変革できずに終わるもの。

愛する弟子たちを残し、相撲協会から去ろうと決断した貴乃花親方のありようが正しいとか正しくないとかではなく、
何が真実で何が真実でないかも、双方の見ているものが違うから一蓋には言えないでしょう。

自分が真実だと思うことも弟子たちのためにいったんは腹に収め、降格を受け容れ、ゼロからやり直そうとした親方が、もうここまで、と、その道を志半ばで折ってしまう決断をしたことが、せめてこれからの相撲界がより懐の大きな素晴らしいものになっていくためになんらかの変革を促す布石になってくれることを願わずにはいられません。

貴乃花親方は宿命的にどうしてもひとりよがりになりがちで
社会的多数派になじめないものを持っていらっしゃいますので、
ご自分で環境を選んでいくことが大切ですが、
昨年の日馬富士と貴ノ岩との事件。
やはりあそこに因があるように思われます。

自分の弟子がかわいい親方にとって、確かに日馬富士のとった行動には非があったと思いますが、日馬富士を引退に追い込んでしまうことになったこと、それが今回のご自身が結果として引退を選択していくことの深いところでの因のひとつになったのではないかと思われます。

皆さんはどう思いますか?

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