こんにちは、愛賀真琴です。
今日10月7日は9月の最後の日。
明日10月8日は寒露。
10月8日から11月6日まで壬戌月の算命学予報まいりましょう。
十干 壬水 陽の水性 海、大河
十二支 戌土 陽の土性 山、燥土
8月から続いてきた変革(破壊と再生)のエネルギーを
皆さんはどのように感じていらっしゃったでしょうか?
ここにいたり、
人生や生活に変化があった方、
自ら変化の風を吹かせた方、
特に、人間関係や仕事、経済において変化を味わい、変化を受け容れ、
自分の中の意識、つまり、何が大切で何が大切でないのか、
といった価値に関わることがはっきりしてきたのではないでしょうか?
この流れは10月も続きますが、
おおきな変革や変容を余儀なくされる、あるいは自らがしていく、というよりはこれまでに明確になった新しい価値観に沿って、さらにそれを調整し、進めていく段階に入りました。
今月は見直しや、修正、調整に良い月です。
自分にとっての価値観(大切にしたいこと)の見直しはぜひともしておいてくださいね。
社会も様々な面で大きく変わろうとしています。
壬には妊の意があります。
万物をはらみ始める、つまり、
長く受け継がれてきたもの、遺産、先人達が守ってきたもの、、など
これまでの流れに変化が生まれ新しいものが芽生える時とも言えますね。
築地市場は、その歴史を終え、豊洲への移転がこの10月ですね。
もう後戻りはできません。
というと、心配な気持ちや恐れが出るかもしれませんが、
これまでの変革の時を超えてわたしたちが結んできた自分との絆をより深いものにしていくことが大切です。
自分への信頼、それが鍵となるでしょう。
また同時に他者への気配りや思いやりの気持ち、礼儀も忘れずにいてくださいね。
そして、
現在の等身大の自分、置かれている立場、環境を知り、それらを踏まえたうえでさらにそれをレベルアップしていけるように「努力」することも今月は大切になってきます。
今この時に、
どうせ私(俺)なんて、、、というような後ろ向きな考えや
これまで以上に「努力」したところで結局は何も変わらない・・というネガティブな気持ちから、
「変化したくない」「今のまま」「現状維持」に気持ちが傾いてしまうと、さらに状況を悪化させることにもなりかねません。
自分に与えられた環境や仕事、立場の中で、楽な道というよりも、たとえそれが困難をともなっているように思えても、より成長できる道を選択してみてはいかがでしょうか?
場当たり的な未来を選択するのではなく、内なる真実の声に従って次世代へと繋げていくことができるような今を選択していきましょう。
今月はそのような態度にこそ、実は運気アップの秘訣がありそうですよ^^
最後に、
20日からは秋の土用にはいるのですが、
この秋の土用は夏の疲れが一気にでやすいと言われています。
夏の疲れから一気に老けるっ(-_-;)!てことにならないよう私も
気を付けたい!!と思います。
毎日の疲れをためず、睡眠をしっかりとって、休日には心身ともにリフレッシュできるような工夫をしてくださいね^^
またお肌も空気も乾燥に注意です。
喉のトラブルにもご注意ください。
のど飴、マスクなど常備されておくといいかもですね^^
加湿器やアロマディフューザーをお持ちの方は上手に利用されてくださいね。
わたしは最近希少になってしまった「日本ミツバチ」のはちみつを
購入しました。
毎日美味しくいただきながら喉のケアもしたいと思います。
みなさんにとって実り多き10月になりますよう、いつも応援しています♡
11
自分の生き方に、存在にYESすること。
それは、新しい生き方、働き方、お金の世界を創造します。
パラダイムシフトとは
社会のルール、価値観、概念が劇的に変わること。
今、わたしたちはそんな時代にいます。
日の宙(そら)模様
明日6日金星がさそり座10度で逆行を始めます。
さそり座の長期滞在となり、
木星さそり座の学びの総仕上げをしていくような逆行です。
金星は、11月2日てんびん座に入り、
11月16日てんびん座25度で順行に戻ります。
その後、12月3日再びさそり座へ入り、
来年1月8日にさそり座を抜けます。
星たちが
依存的な関係は、淘汰されていくでしょう。
そして、9日にてんびん座で新月を迎えます。
てんびん座の守護星も金星です。
今
目次
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壬の意味
「壬」:十干の9番目に当たります。
3つの意味を持ち合わせます。
「妊(はらむ)」
壬は「妊(はらむ)」を意味します。
壬に女偏をつけると妊娠の「任」の字です。
中国の古典にも「陰極まりて陽生じ、万物が懐妊する」とあります。
すなわち陰から陽へ転換し万物が生じる。
万物を”はらみ始める時”
”いままでの流れが変わり新しいものが芽生える時”
と読み解けます。
「荷を担う」
殷代の甲骨文字で”その上に物を載せて工作する叩き台”の象形を表します。
壬は物を載せその負担にたえることから「責任を担う」と「任務を受ける」を意味します。
中国の明代の辞書(正字通)には「壬は任じると通じ担うなり」と書かれています。
”責任・任務”を他人に任せる時、「任命・委任」も生じます。
責任を担い、様々な執行にあたるべき人を「壬人(じんじん)」と言います。
事を任じるの側の人は「任人」と言います。
正字通 – Wikipedia
「へつらう」
「へつらう」を意味します。
壬はしなやかで弱い木を意味します。
「意思弱くへつらう人物」を指します。
口先だけの軟弱な人物を「倭人(ねいじん)」をと言います。
つまり口先だけの信のおけない人物”倭人”を意味します。
人事・人間関係・ビジネスパートナー注意
”壬”は【人事】【同僚・人間関係】【友人関係】に氣を配る日です。
「辛」の段階で下からの突き上げや、新興勢力の攻勢で噴出した様々な問題が、壬になってさらに増大し、それを解決する為にますます仕事が増えることを笑わしています。
増大したその諸問題を処理する「壬人」(信に値する人)が必要になります。
ただ、そういう時に限って、私利私欲に目のくらむ人、イエスマンや自己の野心を満たそうと良からぬ人間が現れます。
大切な事を打ち明ける人選にも注意を払う必要があることを教えてくれています。
会社・組織
溜まっている過去の課題諸問題を処理する「壬人」が必要です。
この機に乗じて自己の野心を達成させようとする輩が現れます。
登用・人事に「注意」が必要です。
大切な役目を倭人が担うようになれば、問題を孕み深刻な事態となる。
と読み解けます。
フリーランス・個人
”任せるパートナーに注意してください”
”焦り”は禁物です。
一時的に現実を動かす事は、継続的成長にはつながりません。
内なる本当の声を聞かなければ一時的に現実を動かしたにすぎないのです。
その先には、場当たり的な未来が続きます。
術・手法は道具にすぎないことを理解します。
自己の信念体系
”信念(体系)を見直すこと”が大切です。
- ”あなたは何故そのビジネス・ライフワークするのか?”
- ”人と世の中にどんな価値を提供できるのか?”
- ”ビジネス・ライフワークを通して、何に挑戦し、何を成し遂げたいのか?”
- ”どんな大方針・ビジョンを立てれば、追い求める成果を持続的に得られるのか?”
ビジネス・ライフラークの継続的成長の為、「自分の中核的信念体系の見直」を始めるには良い刻です。
壬のポイント
昨日までの「辛」で生じた諸問題がさらに拡大して、その為に取り組むべき仕事がますます増えるので、責任ある地位にいる人々(個人であれば自覚をを強く持つ)が覚悟と強い責任感を持って、問題を一つ一つ解決して行くべきである。と教えてくれています。
戌(いぬ・じゅつ)の意味
季節は秋の”土曜”で十干は”戊土”です。
天の川の出発地点を表します。
内面に様なエネルギーを内包・蓄積し、外面に放出する。
を意味します。
戌は滅で、9月陽気が衰え、その勢いが少なくなって万物の気がみな尽き果てて地下に入る様を表します。
万物は尽き果ててなくなることを意味します。
また戌は字体が戊と一から成り立ち、戊は茂で、枝葉が茂り過ぎて、日当たりと風通しが悪くなり、木の勢いが弱くなっていくさまを表し、一は、その木がまだ陽気、発展的な活力を内蔵しているので、これを活かしていくべきことを表しています。
木の活力を保つために不要な枝剪定し、未来の成長に備えることを意味します。
人事・ビジネスにおいて
末梢的(本筋・本質から外れている事)な事柄が増えすぎて、物事が煩雑になり、停滞し、すでに活力が衰えてきたので、思いきって事務作業を簡素化して、いっそう厳しくなる内外の情勢に備えて、活力を蓄える必要があること示しています。
戌のポイント
戌は末節の雑事を切り捨てて事態を簡素化し、繁茂しすぎて沈滞している空気を一新して、次のステージに向けて内部・体制を整えるべきだと教えてくれています。
壬戌の意味
「壬戌」は先日の「辛酉」で新勢力が旧勢力を抑えて新体制作る機が熟したのを受け、新旧の争いで煩雑化した状況を整理して、簡略化し、改革を更に進めるべき事を表しています。その際、特に「壬戌」では、ことにあたる指導者がどのような人物であるかが、大切な問題とされています。つまり「壬」は「任」で重い任務を担ってその負担に耐え、任務を全うする事を意味します。つまり、煩雑化し、混乱している事態を整理できる人物が必要である事を「壬戌」が教えてくれています。
⭐天南星
”丁未”は算命学の十二大従星の”天南星”という、「大きな夢と精神の高貴性」「振るい立って新しい状況を切り開く」エネルギーを持つ星を備えています。
”天将星”は別名「青年の星」といわれます。
天南星は十二支では「辰」にあたります。
「辰」は「振・伸・震」に通じ、
「凄まじく奮い立って、古い姿から抜け出す」(五行大義)
「陰陽の気が得を合わせて、辰の時節には万物を麗しく、格好良く振るい立たせる(振美)」(漢書)
「崖の下で働く人を表し、壁に突き当たり状況が今一つ安定しない中で、抵抗や妨害を克服し、新しい情勢を切り開く為に力強く進む」
の意味があります。
活力に満ちた青年が、大きな夢と精神性の高貴性を持って(凄まじく奮いたつ)時、人間としての内面的な自覚が深まり、家庭や社会や環境など、様々な下界の現実との矛盾に悩み、時には失望し、時には怒りに燃えます。
この星は”壁に突き当たって、悩み、怒り、振るい立って新しい状況を切り開く姿”を表しています。