12月7日(大雪)~1月4日 庚子月
「子」という漢字は了と一でできていますね。
了は終わりという意があり、一にははじめという意があります。
すなわち「子」とは、
終わりとはじめをひとつに束ねるところ、中枢であり中心です。
北極星を意味したり、天皇が関わる諸行事(旧暦では11月)に子が深く関わっていることもうなづけますね。
自然界の森羅万象を輪廻・循環としてかんがえる古代中国哲学において
子は輪廻の中心だと意識されていたのだと考えられます。
今月21日には冬至を迎えるわけですが、冬至は一陽来復といわれるように、陰氣の終わりであり、陽氣のはじまり。
けれど、一陽来復とは、一年の大切な節目の切り替わりではありますが、あくまで兆し(萌し)であって、その後の小寒、大寒と厳しい寒さはまだまだ続き、立春のころにならないと春の訪れはなかなか実感まで至りません。
この、
見には見えないけれど「兆し」を観る、感じる、読み取る心眼!!
を養うことが大切なことなのであり、今月、今年一年を振り返り、
自分の目を耳を澄ましてみると、そこにあるとても大切なモノ(ひかり)に 気づくことができる月でもあるのです。
一年のうちで最も陰の気が強い時こそ、これまで育んできた自分の中のひかりが際立つのです。
物事には必ず転換点があります。
また、そういう見えないことに気づく意識をもってみると、
今月は来年に向けて、大変重要な意味を持つ月ともなります。
今年は丙申の年で、火による変容の年であり、とても大切な変換点であり、社会にとっても個人にとっても分岐点だというのは何度も言ってきたことですが、その分岐点の終わりとはじまりの最初の一歩を踏み出す月ともなるのです。
今後10年、あなたはどのようにありたいのでしょうか?
社会が大きな変革をしていくその分岐点のはじまりにどのようなスタートを切るかはとても大切です。(決して脅しているわけじゃないですからね^^)
是非今後10年の自分のありようを意識してくださいね。
そしてまだ取り組んでいくこと、もの、その種の見つかっていない方はぜひ今月はそのことについて考えてみてください。
そして具体的な行動をしてみてください。
どうしてもまだ見つかっていない場合も来年の節分までには一歩を踏み出したいものですね。
これまでとは違うことをやるという意味とは違いますよ。
これまでのことをさらにしっかりとさせようという意味の新しい一歩でももちろんすばらしいですよ。
来年以降の変化の波に翻弄されないように、
自分の軸をしっかり持つことが大切だと思われます。
小さな一歩でいいのです。
是非何か行動してみてくださいね。
心の豊かさや人とのコミュニケーションも大切な月です。
人とのコミュニケーションによって見えてくるものもあります。
来年は人間関係が大切な一年になってきますから、今月の過ごし方は
その意味でも新しい一年への種まきともなるでしょう。
どのような人達と関わっていきたいのか。
どのようなことが自分にとって豊かだと感じることなのか。
理性と情性のバランスも大切ですよ。
クリスマスや忘年会、お正月と、にぎやかで華やかな行事もたくさんありますが、ご自分に合った過ごし方をしてくださいね。
お掃除はなるべく早く済ませて、(自分に言っています(笑))
どうぞ楽しく、心豊かにお過ごしくださいね^^
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今日の独り言です。
私は明日から始まる新しい算命学講座でパワポを使おうとしているのですが、(実はまだ使ったことがないのです)資料作りにもう悪戦苦闘中で、今も実際に間に合うのか~~?という状況ですが、今最後のお客様が帰られたので、ごはんを食べてまた続きです。
いつか、最初はね~~というわらい話にしたいものです。
明日も算命学を暑苦しく語る予定(爆)