月別アーカイブ: 2017年4月

豊かな時間は暮らしを豊かに

中国茶クラスで学んで以来、中国茶の奥深い世界にはまっています。

お茶がもたらしてくれる、
静かにお茶の香りを味わいながら自分を見つめるひと時は
それまであわただしく過ごすだけだった朝の時間を香り豊かなものにしてくれました。

一日のスタートのありようがこんなにも一日を左右するなんて実感すると、今までもったいないことをしていていたな~と思います。

今日の茶葉は、雪片白叶という鳳凰山の茶葉です。
限りなく軽く繊細で柔らかい味わいですよ^^
天使が舞い降りたようなお茶です。

そしてあれほど珈琲なしではいられなかったのに、飲みたいと思わなくなってしまいました。

ここは今、私が中国茶をゆっくりといただく、お気に入りのスペースです。

ひとりの時間も大切。

今年は美しい桜を長く楽しめていますね^^

髪を切りに小田原にでかけたので、城山中学校の土手の桜をみて帰ってきました。

菜の花の黄色と桜の美しいコンビネーション

心がほっとしますね~~

私は桜の散る姿の妖艶さも好きです^^

サロンで中国茶会をしています。

ご興味のある方は遊びにいらしてくださいね^^

 

講座「パートナーシップの極意」からわかったこと

4月4日、にんげんクラブさんで第5回算命学講座
「パートナーシップの極意」についてお話させていただきました^^

「結婚」とは、

いちばん身近にいてお互いを磨き合う!関係
すなわち、相剋の関係性だと算命学では考えています。

 

お世話したりお世話されたり
助けたり、助けられたりする、という「相生」の関係性は縦の関係性であり、

やっつけたり、やっつけられたり、
刺激し合い、成長させ合う「相剋」の関係はお互いが同等である、という横の関係性なのです。

助ける、助けられるというのは基本的には
親が子を世話したり、助けたり、
上司が部下を面倒見たり、
先生が生徒を助けたり、、といった
上下の関係性がある、という見方です。

もちろん、人と人との個人的な関係において
たとえ対等の立場であっても一時的に助けたり助けられたりすることはありますよ。

人に面倒を見られるのが好きな人もいれば、人の面倒をみるのが得意な人もいます。
そういう個々の性質ではなく、

面倒を見る、助けるという意味合いの中に、縦=上下の関係性があるということです。

夫婦は対等=横の関係性ですから、基本は剋しあう関係性の上にあるのですね。

意見をぶつけあうこともあれば、意見の食い違いから喧嘩になったり、
自分の言うことを相手に聞き入れてもらいたい思いが高じれば、お互いが綱引きをしてみたりします。

一方的にどちらかがお世話されたり、面倒を見られたり、助けられる関係ではありませんよね?

そうして違う環境で育ってきた他人が一緒に暮らし、お互いを成長させていく、磨き合っていく、そういう関係性だということです。
良い意味で成長し合い、磨き合うという言い方になりますが、
それは、裏を返せば、いがみ合い、けなしあい、やすりで削り合うといったようになっていく場合もありますからね(;^ω^)
お互いの欠点を言い合い、けなしあうといったようにね。

自分の正義を押し付け合うところに調和は生まれませんからね。

いがみ合いや喧嘩がだめなんじゃないですよ、そんなのありますよ。とーぜん。相剋なんだから。(笑)

全く違うふたりが一緒になれば、化学変化を起こし、そこから新しいものを生み出していく過程にはいろいろなことがあってあたりまえ!!ですからね。

そこをあたりまえ!とわかっているのと、
そうではなくて、

相手が自分に何もしてくれない、
相手がわかってくれない、
相手が悪い、
相手が自分のために何かしてくれてあたりまえ。と思っているのでは違いがでますよね。

愛し愛されるという関係はお世話し合い、面倒を見合い、助け合うことだと思っていると、こんなはずじゃなかった!!ということになりかねません。

そういうね、自分の性格とか特徴とか、個性とか思考パターンや行動パターンとかをね、知る。あるいはあらかじめ予想されることの可能性を知ってその対策を立てる、という考えが占いなのかもしれないけれど、
最初はその傾向と対策のために占いを使う、ということになるのだと思うけれど、

そうじゃなくてね、

自分を知るっていうことは、ありのままの自分を受け入れるということに繋がっているってことが大切だと思うのです。

自分を知って、ありのままの自分に許可ができていけばいくほど、
自分を愛することができればできるほど、自分以外のひとたちをもそういう目線でみることができる。

自分の人生がかけがえのない大切なものだと思えるなら

他の人の人生もかけがえのない大切なもの。

自分を尊重できれば、他者もおなじように尊重できるはず。

人間だけじゃなくて、すべてのものにそういう目線を持つことができるはず。

お互いがお互いの道を尊重しあえば、
人間同士も、自然に対しても、調和ができるはず。

お互いがお互いの人生を全うしたいと思うとき、
濃い関係性をもっている間柄であればあるほど、お互いのありようが
お互いの人生に影響を与え合う。

自分だけが生きているなら、自分の思い通りに、自分の好きなようにできるかもしれないけれど、
譲ったり、譲られたりするってことをしなくちゃいけないときもある。
自分が引かなきゃいけないときもある。

いちばん色濃くそれが起こるのがパートナーとの関係性において。

おれさまやわたしさまではうまく行かないこともでてくる。
自分の正義は、たとえそれが正義でも、相手にとってはそうじゃないこともあるのですよ。

だから自分の分というものを知るということも必要になってくる。

算命学が「中庸」を良しとするのはそういうところにあるのだと思っています。

パートナーシップ(結婚)というのは、親子関係とはまた違った意味で
自分を成長させてくれる相手との関係性だし、
そこに愛情というものが複雑にからんでくるので、一筋縄ではいかない、永遠のテーマであり、人間学の最も濃い部分なのではないかとさえ思うのです。

幸せということも、成功ということも決して画一的なものじゃないはず。

占いは傾向を知って対策を立てるという一面もありますが、
あらかじめ予想されることへの対策という目線から、
もっと大きな視点で考えたときに、

自分を役に立てたい、そのためにどのように役に立てるのか自分を知りたい、と思うのは愛でしょう?

相手のことをもっと理解したい、わかりたい、 わかり合いたいという気持ち。それは愛でしょう?

自分さえ良ければいい、自分さえ成功すればいいのじゃなくて、
自分だけが幸せになるってことはありえない、ってわかっていくこと、
それも愛でしょう?

そういう視点を得ていけるものの一つがこういう人間学に関わっている
占術を学んでいくことだと思っているのです。

最初は未来への不安や、人生をうまく運びたい、と思って先のことを
知りたいとおもうかもしれないけれど、

そういうの、ほんとうにほんとうに自分を知って、自分らしく生きていたなら(それを宿命を消化するという言い方をします)、雨の日も嵐の日も自分らしく生きていけることになるんです!!

佳きお天気の日ばかりはないです。

自然というのはそういうものですよね。

雪も積もれば、雪崩もあるし、台風もやってきます。

どんなお天気の日も
楽しみにしていた遠足の日に限って嵐がやってきたとしても、

すべての起こることに対して自分自身を信頼できるようになっていきます。
自分が自分らしく生きるってことだけで完璧だっていうこと。
だから、相手もその人らしく生きるってことだけで完璧だっていうこと。

そういうことを理解していくこと。
そういう自分になっていくことについての理解を深めていけるようになることこそが算命学を学ぶということであり、私は算命学を通してそれを伝えていきたいな~と改めて感じたのでした。

さて、次回5月18日(木曜日)は、最終回

「天中殺」についてです。

内容については追ってお知らせしますね~~

是非最終回、来てください!!

天中殺についてもいろいろと誤解がありますからね。

天中殺を知ることは自分を「空」(無)にすることを学ぶことでもあると、わたしは考えています。

自分を生きることができていれば、ちゃんとちゃんと宿命を消化していれば、天中殺だって怖くないんです!!

天中殺を活かすことすらできるんです。

その極意をお話しようと思います^^

桜のお花見茶会@新宿御苑

みなさん、こんにちは

中国茶を習い始めてから時々仲間と練習会をしているのですが、

お花見をしながら外で練習会をしたいな~と思っていたので

ちょうど外で練習するのに良い季節になったこともあり、

清明の晴れやかな日に、新宿御苑に行ってまいりました。

大木戸門からはいってしばらく歩いたところに私たちの「基地」(笑)になりそうなところが見つかりました。

私が最初にいれたのは、陳年凍頂烏龍茶
凍頂烏龍のわりには緑の濃い茶葉でまるで生きているように
むくむくと盛り上がってくる茶葉の勢いにふたりで歓声をあげてしまいました。

とっても美味しかった。

次に友人がいれてくれたのが、新茶です。

まるでボージョレ―ヌーボーのように、香りと色を
楽しみます。

春にふさわしい新緑のお茶です。

二回目のお茶は私が、同じ陳年烏龍茶で、「杉林渓龍鳳峡5年熟成」

これはしっかりとふくよかな味わいでした。

桜の下でのお茶会、と~っても気持ちよくて、と~っても楽しかったです。

上弦の月もでてきて月見もできました^^

最後が大紅袍という岩茶です。

これは私が大好きな岩茶のひとつ。

最高に気持ちよくて幸せなひとときでした。

お茶で瞑想。

こころが静まっていきます。


これは自然の精霊たちのためのお茶。

外で味わう中国茶は特別な味わいでした。

やみつきになりそうです。

4月(甲辰月)の算命学予報です

4月4日(清明)~5月4日 甲辰月

春(辰月)の土は一年で最も養分が豊富であり、しかも湿土(地中に水分を含んでいます)なので、「育てる」力に富んでいます。

また明るくて活気のある時期ですね。

ですからこの辰月(春)の樹木(甲木)は樹木として成長する条件が整っている状態なんですね^^

地中にしっかりと根を張ってさらなる成長を遂げていくのです。

それはまるで、もっと成長したい!というこころの高まりを表しているかのようです。

実際には、

ワンランク上の自分を目指すといいでしょう
ただし、すごくハードルをあげてしまうのはではなく、手が届きそうなところ!というのが大切です。

精神的に大人になる、
こころの成長やレベルアップをしやすい月です。

だからこそ色々な体験が待ち受けているともいえます。
きちんと問題に向き合うことで成長したり、レベルアップを
果たしていくことができますし、

これまで色々なことを学んできた人は
そのことが活かせるチャンス(現場)が与えられるとも言えます。

臆せず、ひるまず、チャレンジし、解決し、
是非現実を自分のものとしてくださいね!!

上質なものに触れる
本物を味わう
キャリアアップ
スキルアップ
自分自身のレベルアップのための勉強などもいいですね^^

こういった、青葉が茂り、すべてが快活に元気よく始まっていく生命力あふれる時期は物事を成長させていく推進力があり、スタートに最適ではありますが、

一方で謙虚さや素直さ、相手を敬う気持ち、手堅さといったものもとても大切になってきます。

慣れ親しんだ物事や親しい間柄ほどルーズになってしまうことがありますね。

「まあいいさ」
「もうわかっていることだから」
「あのひとはこんなひとだから」

という慢心が足元をすくっていきます

もう知っていることやわかっていることでも
すでに良く知っている人であっても

初めてやることや、初めて会う人のように
新鮮な気持ちでやったり、素直な気持ちで話したり耳を傾けたりすることが大切ですね。

初心に帰る、初心を思い出す、ということもしてみてはどうでしょうか?

ちょっとした心のおごりが大震動となって足元を揺るがすことになるやもしれません。
気を付けましょう。

「辰」という字は、てへんをつけると「振」「震」に
通じていくと言われています。

震は「雷が轟き天地が震動する様」を表します。

どのようなことが起きてもじたばたせずに、
しっかり守るべきことを守る事。

4月は地震にも注意が必要ですよ。

古い考えや体制に限界がきて、それが壊れたり破れたりして改革・革新の動きも始まる時です。

社会の中でそういう既存の勢力が力を失っていくような動きもあるやもしれませんね。

私たちはこういった自然界の気運(機運)に応じて
古いパターンや慣れ親しんだ過去の慣例といったものを破って新たな世界に一歩進み出ていくのです。
素直さと謙虚さを忘れずに。

それがあなたの未来を動かしていく力となっていくことでしょう。

そうすることで「あなた」という青葉が茂っていくのです

どんな青葉を茂らせたいですか?

さあ、しっかりと足元を固めていざ出陣ですぞ。

最後に、4月17日から5月4日までは春の土用です。

今月は物事のスタートには向いているのですが、お疲れ気味の方は
無理せず、とくにこの土用の時期はゆったりとお過ごしくださいね。

長い目で見たら、ここで張り切りすぎず、気力や体力の回復に努めたほうがずっといいですからね^^
何事も焦りは禁物です。
周りと比較する必要もありませんよ。