努力というと、自分の力でやるのが努力だと思っている。
努力とはそういうことではないんです。
いかに自分の我をなくして、自然の変化に順応するかということが本当の努力なんですね。
考え方の根底が違うんですね。
修行というのは、自分の力で無我になることです。
そうではなくて、
自力ではなくて、神の力でさせていただくということです。
順応するために自分の体を変える。それで進化する。
神が地球に厳しい環境をわざとつくっている。
それに順応した生物だけを生き残そうとしているのです。
順応させることによってさらに進化させようというのが自然の仕組みなんですね。
だからそれに立ち向かおうとか、そういう姿勢ではだめなんです。
オリンピックで金メダルを取るようなスポーツ選手もそうですね。
順応したものが逆境を克服して伸びている。
途中でなんべんか挫折するような目に遭っている。
それに順応して乗り越えたものが世界一になっています。
順応プラス待つということが大切です。
いかに待つかです。
待てない人がいっぱいいるでしょう。
高速道路に乗っても追い抜くでしょう。
エレベーターに乗ったら必ず閉じる(クローズ)のボタンを押す。
そういう人は滅びていく人です。
これが宇宙の法則です。
どうぞお先へといった人が生き残るわけです。
順応して待つ。
感謝して待つことができたら最高ですね。
真理の川の流れに逆らうことなく、生かされている感謝の気持ちをもって、自分に起きることに無理せず順応して、待つ極意。
無心で静かに待つ。
一番いいことは水のようでいることだな。
水は他のモノの役に立ちはしても、決して他のモノとけんかなどせずに、いつだってみなにへりくだっているじゃないか。
だから水はタオに近いんだよ。
低いところにいても文句の一つも言わず、すなおだろう。
だから何をやっても順調だし、物事がうまくいく。
水は動くべきときがきたら動くし、また動いても誰とも争わないから、
なんにもトラブルが起きないんだ。
「不良のタオ」より・・・本日の覚書でした^^
スーパームーンの満月、
もうすぐその時を迎えます。