算命学の思想 その②

こんにちは~  まことぅです
早速「算命学思想 その②」ですよ♪
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中国の「論語」の中に
  『過ぎたるは及ばざるがごとし』
という言葉がありますね。
孔子の弟子3人(子貢・子張・子夏)はとても優秀でした。
子貢が孔子に訊ねました。「子張と子夏のどちらのほうが優れているか?」と。
それに対して
孔子曰く、「子張は度が過ぎている。 子夏は度が足りない。」
子貢問う、「それでは子張のほうが優れているのですか?」
孔子曰く、「そうではない。過ぎたるは及ばざるがごとし。」
過ぎたるは及ばざるがごとし=多すぎても足りなくてもどちらも同じ
算命学ではこう考えます。
宿命を越えるほどの「財」があっても、それは
宿命に見合うだけの「財」がないのと同じ。
多すぎても、少なすぎても、どちらも不幸であると。
宿命を越えて「財」をつかもうとした人たちが不幸になったケースは色々ありますね。
犯罪を犯してまでも「財」を得ようとするようになったり、
事件、事故に巻き込まれたり・・・
大切なものや人をなくしたり・・・
『過ぎたるは及ばざるがごとし』とは
『宿命どおり』に生きなさい、と言っているのだと考えているのです。
自分の宿命に見合う量で十分!!だということです。
財に限りません。
名誉も健康も知恵も、幸せも・・・
美味しいものも食べ過ぎたら病気になりますよね。
美味しいっていうことと、体に良いか悪いかは別です。
宿命通りに生きるって難しいんです。
欲深いですもの、人間って。
でも、だからこそ、自分を知っておく、自分の宿命を知っておくって。。。
とても大切ではないでしょうか?
人間の運勢って目に見えません。
「万事休す」という言葉もあります。
これは、戦国時代(五代十国時代)の中国の「荊南」(けいなん)という国で、
王が皇太子をかわいがりすぎたために(過保護に育てた)
やりたい放題、したい放題の皇太子が次の王であることを憂えた家臣たちが、
「万事休す」と言ったことから来ている言葉だそうです。
本当に万事休してしまったら取り返しがつきません。
自分の生きてきた人生の積み重ねが今!結果となって出ています。
算命学が「運勢の予防学」とも言われるゆえんですね。

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