冬、自然界では木々はその根に養分を蓄えるべく、すべての葉を落としますね。
花はその花が咲く時に花を咲かせるべきで、
それ以外のときに無理やり花を咲かせようとしても花は咲きません。
咲くことがあるかもしれませんが、
それは狂い咲きになってしまい、本来の時期に花は咲かなくなってしまいます。
生き物も活動の時期と活動しない時期をちゃんとわきまえて行動します。
陰と陽のリズムをからだで知っているのです。
私達人間も古代はそうだったはずです。
自然のリズムと調和して生きていました。
でも人間には、智恵があります。
もちろん欲望もあります。
文明を作りました。
より便利な世の中を作ろうとしました。
そのお陰で季節に関係なく野菜が手に入ったり、
自然に生まれるはずのない色の花を楽しむ事ができたりもします。
遺伝子を組み替えるようなことまでするようになりました。
でもあまりに自然の法則を無視し、効率のよさや生産性だけを求めると
結果は・・・今の地球上のたくさんの問題や災害として犠牲者を生み出しています。
算命学の考えは自然との融合です。
自然に即した生き方を良しとしています。
その人なりの自然な生き方というのはその人本来の自分自身を生きるということです。
それを宿命とよんでいます。
算命学は世間の常識とかものさしというものとは関係なく、
ひとりひとりが生まれもってきたものを活かすためには、どのような環境であれば
良いのかを考えます。
自分にとって合わない環境であれば不満足になるためストレスがたまるし、
自分にできるだけ合致した環境で生きることができれば幸せで満足だと考えているのです。
ものさしはひとりひとりで違うので他人のものさしはあてはまりません。
世間のものさしもあてはまらないことがあります。
他人と比較して優劣をつける必要すらありません。
ですが、人は一人では生きてはいけません(生まれてもこられません)。
親がなくて生まれてくる人はいないので、親との関係性や親が与えた環境は
とても大きな影響を与えているとも考えます。
親と縁の薄い人もいれば濃い人もいます。
自分の生んだ子供であっても縁の薄い人もいれば、濃い人もいます。
親と縁の薄い人が親に縛られるような状況にあれば、それは辛いことになります。
そういった人間関係をも知って、自分を知っていくということは
自分だけでなく、誰もが本来の、ありのままの自分自身を生きていっていいのだという
お互いを尊重する意識に繋がるように私は思います。
子供という未来の宝物を育てているお母さんにこそ、知って役立てていただきたいですね。
算命学の智慧を楽しく学んでいきましょう。
☆ご参加の方には事前に資料をおつくりしますので、
ご自分とお子様のお名前・生年月日をお知らせくださいね。