因縁法 その③ 番外編

こんにちは、まことぅ~です^^
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先日友人が貸してくれた『子どもにおくる般若心経』 新井満 著
帯に「いのちにはそれぞれ役割があるんだよ」
~人には生まれてきた理由があることを教えてあげてください。
とありました。

算命学では「人を殺す役割を持って生まれてきた人はいない」と考えます。
だからたとえどんな理由があろうとも人を殺してはいけません。
第5章「奇蹟」にこんなことが書かれていました。
観自在菩薩さまが舎利子に向かってお話をします。
・。・。・。・。
あなたのいのちは、意味もなく生じてきたわけではない。
この世に生まれてくるためには無数の原因(因)と条件(縁)が必要なのだ。
あなたの身体の中にはたくさんの父と母がいる。
その父にも、また父と母がいる。
その母にも、また父と母がいる。
二十代前までさかのぼるならば、あなたにつながる父と母はいったい何人になるのか?
百万人をこえる。
すなわち、無数のいのちが寄り集まって、あなたといういのちを成している。
その中のわずか一つのいのちが欠けたとしても、あなたといういのちは成り立たない。
いいかね。
あなたとは、つかのまに生きて死ぬかげろうのような、かわいそうな存在ではあるけれど、
無数のいのちが寄り集まって産んでくれた、奇蹟のような存在でもあるのだよ。
・。・。・。・。・。
わたしたちはひとりひとりが無数のいのちが産み出してくれた奇蹟のいのちなのだということ。
そして同じように、無数の大切ないのちとともに生きているということ。
どのいのちとも繋がっていて、助けたり、助けられたりして生きているのだということ。
そういうことに感謝して、いのちをうやまって、
そして自分以外のいのちのために自分ができること=役割をはたすことをしていくために、
因と縁の中で生かされているのだな~
と思いました。
たくさんの大人にも子どもにも読んでもらいたい本でした。
算命学では
人間は自然物だけれども、自然に逆らわなければ人類の発展はない。とも考えています。
人類が発展しながらも生き続けるためには、自然に逆らわなければならないことは
これからも出てくる。
すなわち、自然に逆らって、因縁を残す人も必要なんだということなのです。
現代文明は因縁のお陰で生まれたともいえるってことになりますね~~

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