佐藤初女さんのおむすび、永遠に・・・

青森、岩木山のふもとで『森のイスキア』を主宰していらした、
日本のマザーテレサともいわれる、佐藤初女さんが2月1日
94歳の天寿を全うされ旅立たれましたね。

初女さんのようなおむすびを握りたい

と、たくさんの方たちが思い、慕い、
その生きる姿勢に学んできました。

私もその一人。

2013年に最愛の母の旅立ちを見送り
翌年にはほんとうにお世話になった夫の母を見送った。

そのとき、
あ~、私には、この世に『お母さん』と呼べる人がいなくなってしまったんだな~という、

それまで繋がっていた根っこのようなものを失ってしまった喪失感は
とても大きくて、
それは、
丸裸でこの世に生まれてきたあの時と、まるで同じように心細く感じて、
馬鹿みたいだけど、すごくすごく頼りない自分がそこにいたのを
思い出す。

初女さんはきっとたくさんの方にとって、そんな心のよりどころであり
お母さんのような人だったと思う。

それは実際に会ったとか、関わりがあったとか、そういうことと関係なく。

だからこんなに寂しくて、切ない。

日常を、
ともすると、ありふれたもののように感じる普通の毎日を
丁寧に紡ぐことの大切さや、

それが決して当たり前ではない、素晴らしい瞬間瞬間だっていうことを、決して大上段から言うようにではなく、
実践するものの、心からの言葉として私たちに伝えてくださった。

いのちを育むということを時に厳しく、そして限りなく愛をもって
お話してくださった。

すべての人にとっての大いなる母でしたね。

私も『心が透き通ること』を心して毎日を送りたいなと思います。

心よりご冥福をお祈りします。

初女さんを知らない方にも初女さんのおしえてくださるおむすびを
知ってもらいたいと思います。

いのちを大切に。

https://www.youtube.com/watch?v=7v12Eds5EO0&feature=youtu.be

 

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