古峯神社についたのは夕日の落ちるころ。
ここも三峯さんと同じくご祭神は「日本武尊」素晴らしいところです。
古き良き時代の香りを色濃く残した、悠久の時を感じる場所。
古峯といえば、天狗さん。
枝垂桜もまだ咲いていました。美しい^^
お夕食をいただいた後はゆっくりとした時間が流れて行きます。
外もそれほどには寒くないので、夜の散歩へ
朝は8時から最初の祈祷がありますので、その一番祈祷を受けて下山するのが習わし。
奥宮、深山巴の宿へ。
森に茂る葉で薄暗い中、沢に流れる水の音に包まれてとても幻想的で
神秘さえ感じます。ここは、日光開山の祖である勝道上人が修行をした場所と伝えられています。
今回は古峯神社の奥宮だけでなく、古峯ヶ原にある、金剛山瑞峰寺の奥の院に行きたかったのです。
1時間くらいの軽い登山ですが、あまり行く人も少ないのか、道中出逢った人の数はわずかに6名。
植物の宝庫ともいえるようなところですから是非行ってみるといいですよ。
一の鳥居、二の鳥居をすぎたあたりからたくさん磐座が出現します。
磐座好きにはたまりません。
天狗の庭と書かれた看板。
ほんとうに天狗さんがここを庭にしていたのでしょうか?
なんだか時空を超えて想像が膨らみますね^^
ここでもボウルをもってきたので音を出します。
そして奥の院に到着。
大きな花崗岩が3つ重なり、その左側に朱塗りの鳥居と小さな本殿があります。ここは、金剛童子を祀る「古峰ヶ原金剛山瑞峰寺」の奥之院。鳥居には「古峰ヶ原金剛山瑞峰寺 奥之院三昧石」と書かれ、おおよそ1250年前、日光山を開いた勝道上人によって奥之院三昧石(三枚石)が開創されたと伝えられています。
三枚石の右手には、石の間から樹が伸びている「夫婦石」、左手奥には辯天龍神、大白竜神、弘法大師の3体が祀られた船の形をした花崗岩の「勝神舟石」があります。三昧石(三昧石)は勝道上人によって開創され、出流山より奥之院を訪れたとき周囲の古色の原野から「古峰原」と名付けたと言われています。
この後、もう少し湿原のほうにハイキングというか登山コースが続くのですが、今回はここまで。
次回またこの自然を満喫しながら歩きたい場所です。
皆さんも是非一度いかがですか^^