反体制の質をもつ宿命

こんにちは、愛賀真琴です。

キューバ革命の英雄として並び称されるカストロ氏とゲバラ氏。

カストロ氏が先日11月26日に90歳でお亡くなりになったとのニュースがありましたね。

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フィデル・アレハンドロ・カストロ・ロスさん
キューバの政治家であり、革命家であり、軍人、社会主義者。

算命学では自分の立地、すなわち月支(生まれた月の十二支)が両隣の日支(生まれた日の十二支)と年支(生まれた年の十二支)から剋されているか両方を剋している場合に、その人の持つ質が反体制の質であると考えます。

既存の体制を壊し、体制を変えていく質の持ち主ですね。

このような質を持つ場合は、

反体制の質を活かせる環境に身をおくとその良さが発揮できて世の中の役に立つことになります。

たとえば政治であれば、政治に反体制は必要ですからね、
野党として与党を批判する側、あるいは与党にあっても間違った方向に行こうとしていたらその御意見番的な立場になるなどできると非常にうまくその質を発揮して活躍することになります。

土井たか子さん、福島瑞穂さんはこの質を持っています。
土井たか子さん、
なんでも反対党と揶揄された、万年野党の代表みたいな、旧社会党の党首として活躍しましたね。土井たか子さんがご自分の後継者として直接福島瑞穂さんを指名された背景には、もちろん算命学をご存知なかったと思いますが、同じ匂いというか質をかんじていらっしゃったからだと思われます。

話をカストロ氏に戻しますと、ずっとアメリカの下にあったキューバで革命を起こし、社会主義国家とした人ですね。
キューバ革命の英雄として、その名を知らない人がいないほどです。
大学卒業後弁護士をされていましたが、その時も貧困者のための弁護士として活動されていて、やはり体制側にはいない人でした。
革命後、社会主義の独裁体制を敷くのですが、他の社会主義政権の最高指導者に見られるような、自身の巨大な肖像写真や銅像を一切作らせてはいません。
また息子さんが4人いますが、誰も政府の要職についてはいません。
そういう意味で情にもとらわれない方だったのでしょう。

革命後もアメリカに反発を続けます。
通常革命を起こし、自分たちが政権をとり、与党になるわけですから、その後は活かし方が難しくなるのですが、アメリカという大与党のような存在に反発をし続けたことが、ずっと宿命を活かせたことにもつながったと思われます。
賛否はありますが、資本主義の経済論理とは間逆の政策を実行してきた、国の英雄ですね。

ご冥福をお祈りしたいです。

反体制の質を活かせれば自分の宿命が環境と合致していくことになりますが、反体制の質を活かせないと、反社会性にもなりうるのです。

オウム真理教の麻原彰晃、村井秀夫もこの質を持ちます。
このように反社会的な犯罪者になってしまう場合もあります。
テロリストのビン・ラディンも全く同じです。

幼女連続殺人の宮崎勤、秋葉原通り魔の加藤智大もそうですね。

単に世の中に恨みを抱き、反発するという生き方しかできなかった悪い例ですね。
自分が苦しいのは世の中のせいだという発想になってしまったのでしょうか。

せっかく持って生まれた改革者としての質はもっと違う形でいくらでも世の中の役に立てたはずなのに、犯罪という形での発揮はとても残念ですね。

改革、革命とは全く違う形での発揮の仕方の方たちもいます。

ヨットマンの堀江謙一さんもこの質です。

反体制ということは、他人と違う生き方ができるということでもあるのです。

それまで誰もヨットで太平洋を横断した人などいませんでした。

世界初!という生き方も立派に宿命を活かしているのです。

芸能人ではオードリーの春日俊彰さんもそうですし、
渥美清さん、和田アキ子さんも同じタイプですね。

ひととは違うタイプの役者、タレント、
それまでその世界(例えば芸能界)にいなかった、初めてのタイプ、周りと違う芸風、容貌、というような点を活かせると成功しますね。

仕事でなくてもいいんですよ。

案外と反体制の宿命を持つ人、いるんですよ^^

反体制派の人、その質を活かせていますか?

昨日の、宿命を活かしている人、活かしていない人の話とも重なりますね。

是非自分を知って自分を役立ててくださいね!!

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