宗像大社の三女神さまと大島の心洗われる旅

 

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九州旅の続きのお話

3月5日、宮地嶽神社をあとにして次に向かったのは宗像大社。

ずっと以前から一度九州の宗像三女神さまにお逢いしたいと思っていたので、念願叶いました

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御祭神

沖ノ島の沖津宮には田心姫神(たごりひめのかみ)
大島の中津宮には湍津姫神(たぎつひめのかみ)
田島の辺津宮には市杵島姫神(いしきしまひめのかみ)

福岡県宗像市田島2331 ‎
0940-62-1311

全国の約6200あるという宗像神社の総本宮ですね。

 

天照大御神と素戔嗚尊の誓約の際に天照大御神の息吹から生まれた
神様であり、以来国家守護の神として、唯一神勅が下されています。

「天孫を助け奉りて天孫に祭かれよ」
(歴代の天皇をお助けするとともに歴代の天皇から篤いお祭りを受けられよの意) 

伊勢神宮とも繋がりが深いですね。

宗像三女神を祀る神社には二通りあります。
日本3大弁財天と言われる、江の島神社、竹生島神社、厳島神社
こちらでは、古事記の逸話にのっとっているため、

・奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)長女
・中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)次女
・辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと) 三女

となっていて、日本書紀にのっとっている宗像大社とは次女と三女が入れ替わっています。

ほんとうは奥津宮のある沖ノ島にいきたいのですが、残念ながら女人禁制なんですね。
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そのため、神宝館には沖ノ島から出土した国宝をはじめとして、8万点の国宝がずらりと並ぶ、名前の通りの神様のお宝のある場所でした!!
じっくり見たら半日はかかるでしょうね~~

素晴らしかったですよ^^
宗像大社にいったら是非こちらに。

宗像大神さまが降臨されたとされる、最も神聖な場所
「高宮祭場」は古代祭祀の姿を今に伝えていました。

木々もとても神々しい!!
古代の人々は自然を自分たちのお手本とし、自然を敬ったのですね。

私も気がついたら本殿の写真は一枚もなくて、木や森ばかりです(#^.^#)

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分厚くて大きくて深いパワーを感じました。

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それはもう、エネルギーあたりをしてしまうほどの。。。。
みんなで記念撮影^^
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そしてさらに私は友人と二人でほかのみなさんとは別れ、
中津宮が祀られている大島へ渡ることにしました。

何から何までお世話になった今回の九州の旅です。
フェリー乗り場まで車で送っていただいて、ぎりぎり出港に間に合いました。感謝!!

大島までは船で15分くらいですが、だんだん沖に出ていくにしたがって何とも言えない気持ちになってきます。

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大島到着。中津宮へ・・・
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天の眞名井には霊泉があり、お水をいただくと、爽やかでやわらか~な味がしました。

境内にある赤い樹、そこここにあります。どうしてこんなに赤い?
宮司さんに伺うと親切に教えてくださいました。

もともとそういう色でバクチの木というのだそう。

ここの漁師さんたち、海が荒れると仕事がないから暇。
そういうときはどうしてもパチンコとかのバクチ?をするのだとか。

なので漁師さんたちがこの木からはがれおちた木肌を
ばくちのお守り替わりにして持ち帰るのだそうですよ。

沖ノ島には掟があって、何一つ島のものは持ち帰ってはいけないのですが、ここは大島だからそこまで厳しくはしていません。とやさしい宮司さん。

またここは七夕伝説の発祥の地でもありました。
旧暦7月7日にはそれは盛大に島を挙げての七夕祭が催行されるとのこと。
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帰りのフェリーからはまるで女神さまが祝福し、よろこんでくださっているかのような美しい女神色の夕焼けと笑顔の雲!!

こころが洗われるような旅の締めくくりとなりました。

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