辰月土用です。地震との関連性は?

4月16日戊辰日 辰月土用に入りましたね。

これから5月5日立夏までの19日間が土用ですよ。

土用の直前での熊本での地震でしたが、今後雨による土砂災害も
心配ですね。

十分に気を付けてもらいたいです。

土用についてはこれまでも説明してきましたが、

立春、立夏、立秋、立冬の四立の前、約18日間の土気の作用(土用)によって、季節は転換し、循環します。

土気の作用は万物の破壊と再生。

土によって万物は生み出されますが、一方で万物を枯死させ、土に還すことも土の役割です。

一つの季節を殺し、新しい季節を生み出す作用は、五気のうち、最も激しい作用でもあるため、古来人は土用を怖れてきました。
そのため、色々な呪術も生まれたわけですね。

けれど、恐れてばかりはいられないのです。
現実に季節は循環するべきものであり、それが自然界の法則であり、
ゆえに、土の気は貴重で尊重され、積極的にこの循環作用を促そうともしたのです。

辰月の土用

辰の第一義は「振」であり、「震」ですね。
天上では雷が振動するときです。

旧暦3月辰月の行事としては流し雛があるそうです。

罪穢れを祓う禊の名残ともいわれていますが、吉野裕子氏によると
神道の原点としての「身殺ぎ(みそぎ)」、あるいは「身削ぎ(みそぎ)」であると解釈されています。

今回の地震は熊本をはじめとする九州でしたが、
もしこういった自然災害、とくに地震が人間の意識と深い関わりがあるのだとするなら、自分さえ良ければ、とか人間さえよければ自然を破壊してもかまわないとか、人間の都合のためだけに、あるいは自分たちの利益のために生態系を壊してしまったりとかいった傲慢な考えを改めて、もっと地球に、大地に優しい暮らしをしていきたいですね。

原発も本来地球にとって必要なものなのでしょうか・・・
福島で嫌というほど思い知らされたにも関わらず、現在稼働中の
川内原発は停止せず・・

地中にたまったエネルギーを地震によって大地が解放したように、
私たちも蛇の脱皮のように、自分たちを抑圧しているものや考えから脱皮し、意識を開放しなさいってことも教えてくれているのかもしれません。
もしもそういうことも地震を鎮まらせる一助になるのであればじゃんじゃんしたいと思います^^

私たちを育み、生かしてくれている母なる地球に、感謝を忘れない生活をしたいですね。
こういう災害がないとなかなか反省できないわたしですが、
毎日の生活をあらためて見直したいと思いました。
そしていつ何時何が起きるかわからない状況にも備えをしたいと思います。

みなさんはどんな風に感じていますか?

熊本は現在荷受け停止のようです。
支援物資等を送りたい方は是非一度調べてからにしましょう。
善意も時と場合によっては支障になることもありますからね。

 

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