カテゴリー別アーカイブ: ひとりごと

久しぶりの弥山

少し前のはなしになりますが・・・
4月下旬に宮島に行ってきました。

6年ぶりくらいの宮島はスタバやこじゃれたお店ができていて
昔ながらのお土産物やさんやもみじまんじゅうのお店、名物牡蠣焼きやら穴子やらのお店と、おしゃれなカフェや雑貨屋さんと、新旧混在な感じでした。

到着早々に老舗の上野やさんで穴子飯をいただきました。

ど~~ん

宮島の穴子は弾力があってふわふわというよりもしっかりした焼きです。

あっという間に完食しましたよ。

フェリーで宮島にわたり、すぐさま弥山にごあいさつに。

朝4時起きだったこともあり、一番楽な紅葉谷コースを選択。

青紅葉がすごくきれいで、久々に山の空気を吸ってすごく気持ちよくて
鼻歌なんかうたいながら登っていったのです。

紅葉谷コースは途中から延々と石階段が続くのですが、
その3分の1くらいのところで、暑くて汗をかきはじめたので、一枚脱いで半袖になろうとしたときでした。

あれ???あれ???
帽子がないじゃない!!

木々の間はあまり日差しも強くはなかったので、途中で帽子を取ったのね。
でもひもがついているから後ろ(背中)にあるとばかりおもっていたのです。

リュックに入れた覚えはないけれど、ひっくり返して探すもどこにもなくて。

しょぼ~~ん。。。涙 お気に入りの帽子。。。

落としたことはわかっているから探しに戻ればぜったいにあるはず。だけど
すでに半分以上登ってきているので、どこまで下りればいいかもわからないし、
体力的にも戻ってまた登るのは無理だな~と判断。
帰りもこの同じコースで戻ろうと決めて、後ろ髪を引かれながらも山頂へ。

登る道すがらも、神社やお堂でも、6年前に感じたことが
まるで今体験しているかのように、そのときの気持ちやら
巡った順番とか、話したこととかが思い出されて、
あ~~~、帰ってきたよ~~っていう気持ちに♡

すごくうれしかったな~~
やっぱり弥山はいいなあ。

さて、いよいよ下山。

登っているときも下山のときも、結構すれちがっているから
「帽子、見ませんでしたか?」ってなんども聞こうと、喉まで言葉がでかかったんだけども、聞けなかった・・・のよね、わたし。

あ~どうか帽子、ありますように、見つかりますように、って
祈るような気持ちで、見落とさないようにって谷下ものぞいたりしながらくだってきたの。

ほぼほぼ山の入口まで下りてきて、あれ~~絶対に見落としてないから
やっぱりなくなっちゃったのかな。。。と諦めかけたとき!!!

落としたのは道の真ん中だとおもうのだけど、
横のほうに、しかも石のうえに

「ここだよ~~」
待ってたよといわんばかりに鎮座。

あった~~!!!!!

 

きっとご親切などなたかが、ここに置いてくださったのですね♡

心がじんわりとあたたか~~くなって、ほんとうにうれしかった☆

山のお供のこの帽子をかぶるたびに弥山のこと、親切な方のこと、思い出すだろうな~~

ありがとうございました♡♡♡

最終日にも、じつはもう一度弥山に^^
今度はロープウェイでいってきましたとさ~~

・。・。・。・。・。

女神のふんどしパンツ、在庫のお知らせです

オーガニックコットン生地は完売です。

5月2日現在の作成済み在庫です

竹&コットン山桜染め L-①枚、LL-①枚のみ

竹&コットンはわたしも先日購入しましたが、
個人的にはオーガニックコットンよりも好き^^です。
かたくはないですが、比較的しっかりと生地ですよ。
ラスト2まいなので、サイズが合えば是非お試しくださいね^^

 

焼き芋がすき

どうですか!!!

この黄金色の焼き芋♡

田上農園さんからお取り寄せしているアートテンのシルクスィート

もう 食べてもらいたいわ~~なおいしさデス∈^0^∋

今期は終了で
また秋以降ですが、5キロ
毎日毎日しばらくは食べられる!と思うと自然とにんまりしてきます。

おいしいものはやっぱり正義ですね!

それから

毎日逢いに行っている一葉

今朝はこんな感じに

 

ずいぶんと若葉が増えました。

でもこのコラボレーションもとても美しいな~と。

花はその命を失いつつあるけれど、代わってみずみずしい若葉たちが
その勢いを増して・・・

どの瞬間もその瞬間ならではの美しさがありますね!!

わたしもいまこの瞬間の自分を愛でていたいな~と思いました^^

沈黙ということ

鏑木清方展@東京国立近代美術館

 

鏑木清方展に行ってきました。

没後50年

美人画で有名な方という認識だけで作品を生で観たことはなかったの。
(家のわりと近くに鏑木清方美術館もあるのに、、出逢えないときは出逢わないものだ)

美しい人を描いた作品はもちろん美しいのだけれど、
庶民のどこにでもあるような日常を描く鏑木さんのまなざしがとても素晴らしかった!!

ちらしにあるように

「なんでもない一瞬がなによりも美しい」ということを

鏑木さんはその作品を通して言葉よりも雄弁に語っているのだな~と。

私は美術館や博物館に行くのが子供の頃からすごく好きで・・

でも

いつの頃からか

(子供の時はそうでなかったとおもうのだけれど)

観る前にその作者や絵画について調べて知識を得たり

行けば行ったで、

キャプションや年表を念入りに読んだり、音声ガイドを聴いたり・・

「知る(知識を得る)」ということに思った以上に大きなエネルギーを使うことを
しているんじゃないか・・・って思ってね・・・

知識を得ることが良くないって言う意味じゃなくて、
知識を得ることや知っているということが何か大切なものに触れる機会を逃しているんじゃないか、ということを最近ふと感じたのですよ。

それでね

今回は

頭の声や音声ガイドや
知識というものをいったん脇において

ただただ、ひたすらに、

沈黙の中で作品と対峙してみようと思って出かけていったの。
これまで観たことがなかったものなら、なおさら知識もないし。

最初のうちは

沈黙が難しくて・・・苦笑

なぜってね

これはいつ頃描いた作品かしら・・

これは誰を描いた物なのかしら・・

どんなテーマを持って描かれたのかしら・・

そんなことが気になったり、頭をよぎるたび、

わたしの想像ははたして正しいのか、正しくないのか・・
(ほんとうは正しいか正しくないかなんてどうでもいいことなんだと思うのだけれど)

そんな思いが邪魔をして

ついついキャプションを読みたくなってしまうのだなあ。。。。。

時々絵を鑑賞しながら友人同士で絵の解説をしている人たちがいるでしょう?
その声につい、耳をそばだててしまっている私がいることに気づいたりして・・・

あ~~~、また求めてる。。。わたし 笑

自分を鎮めて、黙ることが簡単にはできなくて苦戦。

それでも心を奪われる作品のまえにたつと、
一瞬で静かになり、知らず知らずに訪れている沈黙。

だんだんに

ただひたすら黙って、静かに絵と向き合って、絵の前に立ち

ときにはまなこを閉じて、まぶたに残る像の余韻に浸ったりしているうちにね、

解説を欲するわたしもいなくなっていて

そうしたらね

思いもかけなかったような豊かで、深くて、美しい世界が広がっていたの。

自分でも すごく すごく びっくり!!

と。。。言葉にすると、どうしてこうも陳腐になってしまうのだろうかね。

あの悦び?っていうのかな、を言葉にするのはとても難しいわあ

鏑木さんのひととなりや、人生や年表を知ってこそ
きづくこともあるかもしれない。きっとあるでしょう。

けれどたとえ知っていたとしても
この、沈黙がもたらしてくれるものの豊かさや美しさや感動は、
知識による気づきを超えていくのではないかとさえ思える。

鏑木清方展 とても と~~っても 感動!!!

特に心を奪われたものがふたつ

それは重要文化財に認定された作品でもなく、
賞を受賞した作品でもなかった。

これほどまでに清らかな情景があるのかと思うほどの圧倒的な清らかさを放つ作品
がひとつ。

その瞬間が恩寵としてもたらされる大自然の清らかさにかなうものなんて人工物のなかにはないのではないか、とずっと思っていたけれど、いや、あるではないか、と一瞬でこころを奪われて、見入った作品。

それと並んで、
芸妓さん?が踏み絵をしようとしている姿が描かれた作品がありました。
(あとで知ったのですが、長崎の遊女だそうです。隠れキリシタンだったのでしょうかね)
その遊女の姿はとびっきり美しくて着物も帯も豪華絢爛そのものなんだけれど、
今まさに踏み絵をしなければならないその瞬間のはだしの白い足があまりにも小さく、切なく、弱々しく、けれど強く感じられて、改宗しなければ生きてはいけなかったのであろうその時代と遊女の環境が胸にせまり、着物の黒がよりいっそうの美しさを際立たせていてとてもとても素晴らしかった。

庶民の生活のようすがとてもみずみずしく、細やかな描写がまるでそこにいるかのように思わせてくれて、しかもどれも美しくて、
着物の素材の質感や柄が季節を描き出していてほんとうに素晴らしい作品ばかり。

お着物を着て鑑賞していた女性も多く、
若い男性がちらほらとひとりで鑑賞されていたのにもけっこう驚いた私。

鏑木ファンがたくさんいらっしゃるのですね~~~
私もすっかりファンになりましたが・・・(笑´∀`)

着物好きの方にもお勧めしたいなあ。
袖からちらとのぞく襦袢の色や柄、帯との色合わせ、どれもこれも
作品のなかの着物がみなとっても素敵だから。

会期は5月8日までですが、わたしのお気に入りの二枚は17日まで(*^-^*)

みなさんも是非観にいかれてみてはいかがですか?

沈黙とともに・・・お勧めしたいな^^

土筆が大豊作?

我が家では今年、例年になく土筆が大豊作!!

で、すでに2度、卵とじにしたり、炒め煮にしたりしておいしくいただきました♡
今回はかなり穂先が開ききった土筆もあるからそろそろ食べ納めかな~

 

バター醤油糀炒めにしました。

うまうま

以前は、袴をとるのが面倒で嫌だったんだけれど、
最近は嬉々として、袴取りしています。

集中して袴を取っている時間はとっても瞑想的なの。

手間暇かけることを厭わなくなってきたことに
自分の成長を感じます。(笑´∀`)

だけどね

土筆が豊作ってことはですよ・・・

スギナもめちゃくちゃ大量に発生してくる、ってことよね

が~~ん

スギナは根がしぶとくてね

もちろんお茶にしたりするとおいしいのだけれど、

そんなレベルじゃなくはえてくるわけだから
そしてどこからでも顔を出す・・・涙

雑草取りを嬉々としてできるようになるには相応の修行が必要なようです。