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相模の国のへそ「有鹿神社」へ~私ができることとは

5日の新月翌日の6日、

かねてより予定していた、相模の国のへそともいえる場所に行ってきました。

毎日相模水系のお水の恩恵を受けて生活しているので、そのへそともいえる場所の神様にご挨拶しなければと思っていました。

有鹿神社(有鹿大明神)

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日本で一番由緒ある「伊勢神宮」の起源約は2000年前だとされています。
が、相模原にありますこの、有鹿神社の起源は遥かに古く約5000年前だそう!!
もっとも、神社という形態ができたのは後年になってからで、当時は
「自然信仰」として して崇められていたと考えられています。

縄文時代の遺跡がこの相模原には数多く発見されていて、
その中でも「勝坂遺跡」は縄文時代中期前半ころ(約5000年前)において日本を代表する大集落跡なのです。

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有鹿神社の奥宮はこの勝坂遺跡のある水源地(湧水地)に鎮座する小さな祠です。

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かつて古代の人々は厳しい自然界の中で生活に一番重要な水が絶え間なくある場所を神聖な場所とし、水の神様が宿るとして信仰したのでしょう。

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奥宮のある場所は奥の洞窟から絶え間ない清らかな水が歌を歌うかの如く美しい調べのような音を奏でている。。。。
ほんとうに美しく神聖な場所でした。
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美しく澄んだ水にしか住まないと言われている絶滅の危機にある「ホトケドジョウ」もここには生息しているようですね。

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水の神は「有鹿比女命」(アリカヒメノミコト)と言われる女神であり、安産・育児などの信仰があるそうですが、日本書紀をはじめとして、この女神の名前は記載されておりません。歴史の勝者によって書かれているものに載るわけもないですね・・・

わたしもひととき、ここで音を奏でさせてもらいました。

有鹿神社は今でこそ普通の神社ですが、 一番古い記録では664年に
祭礼を行った文献が発見されているそう です。

海老名市にある本宮は農耕に欠かせない太陽を意味する男性神
「有鹿比古命」がご祭神となっています。

拝殿の天井板を見せていただくと、
江戸時代の絵師によって龍神様が描かれていました。
そこには「正一位 有鹿大明神」の額が ありました。
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朝廷から「正一位」の位を賜って いる程由緒ある神社なのですね。

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又有鹿神社は
「相模国式内社13座」の一つで、
鎌倉時代には南北約3〜4kmもの広大な社領を持ち、
境内の建物は12以上もあったそうです。

有鹿の池の場所が中宮とされています。
こちらも小さいですが、とても気持ちのよい場所です。

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素晴らしい神様と神社にお参りさせていただくことができて
とても幸せな気持ちになりました。

相模国の一宮は「寒川神社」であり、素晴らしい神社ですが、
有鹿神社、一度は訪れてほしい場所です。

他にもこの日は、鈴鹿神社や
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座間神社にも参拝してきました。

座間神社 相模の神社

 

三川公園もとても気持ちが良くて、
のんびりとここでお弁当を食べながら、眼前に広がる川の水や雲を眺めてひがな一日ゆっくりしたいな~と思えるステキなところでしたよ^^

こころからご先祖様たちへの感謝の気持ちがあふれ、
今ここに生かされている命をありがたく思い、
この命をいただいたことに恩返しができるように精進したいな~と
思った一日でした。

ひとりひとりが自分を愛し、他者を理解し、
調和の中で自分のいのちを全うできるような、そんな世の中に
なるようにわたしに貢献できることがあるとすれば、それは
やはり、私が体験し、学んできたことを通じてだな~と
思いました。

私の場合は、メインに算命学があり、チベットヨーガや
コンテンポラリー風水も私「愛賀真琴」を表現していくものの
1つであり、そこを探求していくことで、みなさんにもお伝えしていくことができるのだな~と改めて思いました。

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算命学、チベットヨーガ、コンテンポラリー風水を3つの柱として
心と身体と環境の面から、自分らしく生きることのサポートをしています。

ワークショップ、講座、チベットヨーガクラス、個人セッションの
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愛賀真琴HP http://aigamakoto.com/main

東寺で思う~算命学について

8日朝起きて東寺までお散歩

ちょうど春の特別開帳で五重塔の初重内部の拝観ができるのです。

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塔の内部の心柱。
それを囲む四仏座像。

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その空間はし~んとして、静謐で厳か

講堂の立体曼荼羅として並ぶ、数々の国宝の仏像たち。
菩薩部と如来部と明王部に分かれて並ぶ15体。
金堂の薬師三尊。

自分の心と仏様たちと対話し、ただ祈る静かな時間をそれぞれに過ごしているさまざまのお顔たち。

新月翌日の朝は佳き時間となりました。

東寺でとても可愛らしい黒松に出逢いました。

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松ぼっくり(松かさ)から伸びた黒松さんです。
ひとつ自宅に持ち帰ることにしました。

上手に育てられるかな?

美しい朝に

自分が見たもの、聴こえてきたものを
ちゃんと感じているのか、
ちゃんと響かせているのか・・・

毎日毎日ピュアな状態で一日を始めたい

そんなことを感じました。

算命学を学んでいると
宿命は完璧に決まっているとわかります。
でもどう生きるかは完全に本人に与えられた自由です。
だからひとりひとりみな違うことになるし、
常に先のことがわからないようで実は完璧に用意されているのだ、、とも思う。

ひとりひとりに与えられた宿命を
最大限に開花して生きるということはその人にしかできないことで、
その人だからこそ、できることなんです。

そのために自分を知るということはすごくすごく意味がある!!
思っているのです。

そのことを算命学を通じて伝えたいんですね、私。

だから当たるとか当たらないとかあんまり関係ない。
どのみちを行くかなんてみんな自由なんだからね。

宿命は完璧に決まっているけれど、でも決まっていない。
まるでパラドックスみたいだけど、そうなんだもの。

天とご先祖さまからいただいたもの(いのち)は
その人にしか開花させることができないのです。
だからひとりひとりに価値があるんです。
生まれてきた役割があり、その人にしかできないことがあるのです。

それはひとりひとりの顔が違うように、同じじゃない。

その人にしかできないことは誰かが代わりにやることができないってこと。
親でも。
パートナーでも。

あなただけがあなただけの人生を開くことができるし、
あなたにしか開けない。

開きましょうね。お互いの花を咲かせましょうね!!

算命学講座新規募集していますよ。

また個人セッション5月後半~6月も受付中です!!

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新月の鞍馬~貴船

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鞍馬に到着したのは午後1時半。

写経と法話のため朝から鞍馬入りしているクン友が絶対いるはずなのに、電波が通じないこともあり、連絡がうまく取れず、なかなか会えません、。

それでも雨上がりの鞍馬はしっとりして空気の粒がぷちぷちしてる感じです。

Kan. bowl をえっちらおっちらとかかえてや山を上がります。私は海の近くに住んでいるけれど、山がほんとうに好きだなあ!と思う。この季節の葉っぱたちはすごく美しい!それは溜め息がでるほどに。

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あちらこちらの気に入った場所で瞑想したり、ボウルをならしたり、、奥の院まで来てしばらく過ごした。

きっと友は貴船に降りたんだなー、私は鞍馬の本殿に戻ろうと思いダメ元でお知らせメールをいれた直後、外国人の男の子から話しかけられた。

西門はどっちかと聞かれて、どうやら貴船に降りて食事をしたいらしい。貴船にくだれば、西門だよ、といっても西門は違うところじゃないかというので、結局私も下る羽目に。

下りかけたら友とメールが通じて、なんと今奥の院に向かってると!後ろにいるんだから、気づくわけないね。(笑)      クン友には、なぜか逢えないのに、ひょっこり顔をだしてそばにやってきた鹿くん。

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だからせっかく鹿くんにもえっちらおっちら持ってあがってきたKan. bowl を聴かせてあげようと音をならしたら、まるで初めて私に気付いたかのようなびっくり!した顔でこちらをみた。

 

え?え?

 

知ってたよね?私がいること。

まさか知らずに木の実食べてたの?

 

じっと見たあと、やばい、見つかった!というような、困った顔してすごすごいってしまった、

ごめんね。

 

そんなつもりじゃなかったとよ。。

 

久しぶりの貴船神社。

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水の音というのは、いつも私たちの心を優しく癒してくれますね。

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古峯神社についたのは夕日の落ちるころ。

ここも三峯さんと同じくご祭神は「日本武尊」素晴らしいところです。

古き良き時代の香りを色濃く残した、悠久の時を感じる場所。

古峯といえば、天狗さん。
枝垂桜もまだ咲いていました。美しい^^

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お夕食をいただいた後はゆっくりとした時間が流れて行きます。
外もそれほどには寒くないので、夜の散歩へ

朝は8時から最初の祈祷がありますので、その一番祈祷を受けて下山するのが習わし。

奥宮、深山巴の宿へ。

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森に茂る葉で薄暗い中、沢に流れる水の音に包まれてとても幻想的で
神秘さえ感じます。ここは、日光開山の祖である勝道上人が修行をした場所と伝えられています。

今回は古峯神社の奥宮だけでなく、古峯ヶ原にある、金剛山瑞峰寺の奥の院に行きたかったのです。
1時間くらいの軽い登山ですが、あまり行く人も少ないのか、道中出逢った人の数はわずかに6名。
植物の宝庫ともいえるようなところですから是非行ってみるといいですよ。

一の鳥居、二の鳥居をすぎたあたりからたくさん磐座が出現します。
磐座好きにはたまりません。

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天狗の庭と書かれた看板。

ほんとうに天狗さんがここを庭にしていたのでしょうか?
なんだか時空を超えて想像が膨らみますね^^

ここでもボウルをもってきたので音を出します。

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そして奥の院に到着。

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大きな花崗岩が3つ重なり、その左側に朱塗りの鳥居と小さな本殿があります。ここは、金剛童子を祀る「古峰ヶ原金剛山瑞峰寺」の奥之院。鳥居には「古峰ヶ原金剛山瑞峰寺 奥之院三昧石」と書かれ、おおよそ1250年前、日光山を開いた勝道上人によって奥之院三昧石(三枚石)が開創されたと伝えられています。

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三枚石の右手には、石の間から樹が伸びている「夫婦石」、左手奥には辯天龍神、大白竜神、弘法大師の3体が祀られた船の形をした花崗岩の「勝神舟石」があります。三昧石(三昧石)は勝道上人によって開創され、出流山より奥之院を訪れたとき周囲の古色の原野から「古峰原」と名付けたと言われています。

この後、もう少し湿原のほうにハイキングというか登山コースが続くのですが、今回はここまで。

次回またこの自然を満喫しながら歩きたい場所です。
皆さんも是非一度いかがですか^^

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三峯神社から古峯神社へ 

 

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この連休は、日光~古峯~三峯というように回ろうかと
思っていたのですが、三峯のお宿が1日しか空いていなくてね、
順番を変えて三峯~古峯~日光となりました。

三峯神社に上がらせていただくのは二年半ぶりくらいになるのですが、
1日が、かの「白い」氣守りがいただける日だということをすっかり忘れていまして・・・・大変な目にあいました。

連休中のしかも、日曜日!!の1日だったので、それはそれは凄かったんですよ。渋滞。

三峰口を過ぎて少し行ったダムのあたりから延々と続く車の列列列・・・
結局通常なら40分くらいで上がれるところをなんと3時間半!!!

3時間半ですよ!!

いやあ、日本人の辛抱強さ(私たちもですが)を見ましたね。(笑)

宿も取っているので上がるしかなかったということもありますが、いやあ、運転しているパートナーを車に残して、あと3キロというところで
お散歩がてら歩きました。

1日に行くことになったのも何かのご縁と思って白い氣守りもいただいてきましたよ。

夕方の6時を過ぎても駐車場に入ろうとする車の列が続いていましたね。2日はまったく渋滞していませんでしたから、1日の氣守りの人気度がわかりますね。
一日目はそんなわけで到着が夕方になってしまったので奥宮までは行けず。
翌日ゆっくりと朝からご神気に触れさせていただきました。

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私はどちらかというと三峯さんに上がらせていただくときはちょっと曇りかすこ~し雨の感じがとても好きなのですが、
1日も2日も暑いくらいの良いお天気でした。

kan. bowl を持って行ったので、ご挨拶を兼ねて音をだしてきました。

三峯神社②

ボウルを鳴らすと蜂が寄ってきます。
最初は蜂だ!と思うとやっぱり怖くてふるふるしちゃうのですが、
だんだんじっと、その羽音が聴けるようになりました。

蜂さんたち、ボウルの音が好きなのか寄ってくるのですが
皆おとなしいのです。
不思議ですね~~

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三峯神社は厳しいというか、凛として、背筋を正されるような、場所によってはこれ以上は近づけないというように感じたり、畏敬の念を感じるのですが、今回ももちろんそういった感覚もありましたが、以前のときよりやわらかく感じましたし、以前はいけなかったところにも足を踏み入れることができました。

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そして定番のお蕎麦と芋団子
これを食べないとね^^

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売店で、焼酎とか、お菓子などなどを買ったらなんとおつりが
5555円。
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お店のお姉さんが、あら!!すごいすごいと自分のことのように
喜んでくださって、そんな会話も楽しい三峯さんでした。

ここの神の湯は是非入ってくださいね!!

とってもいいお湯です。

ここもだれ~もいなくて独占状態でのんびりできました。

そして今度は栃木県の古峰ヶ原の古峯神社に向かい、
そこでお泊りです。

三峯から約200キロあります。

藤沢から三峯までも約200キロなので、

ちょうど三角形に位置することになるのかな~~